2023年3月一般質問 3 昭島駅北口物流センター開発計画
3月議会の一般質問の動画が、市のHPから配信されました。
昭島市議会 議会中継 – 発言内容 (discussvision.net)
今回は、①自分らしく生きるための施策(障がい者福祉の充実、子どもの人権救済のための子どもオンブズパーソン設置)
②昭島の地下水を安心して飲み続けるためのPFAS実態把握
③昭島駅北口物流センター開発計画の大綱3問をとりあげました。
1回目質問の答弁→11分30秒ごろ~
一問一答の再質問→30分20秒ごろ~です。
質問項目ごとに分けて報告いたします。
大綱3 昭島駅北口物流センター開発計画
市が、東京都環境影響評価調査における調査計画書に対し都に意見書を提出した上で、別途事業者へ要請書を提出したことや、
令和5年度施政方針で見解を明かにした上での交通量調査は、意義があります。
同開発計画については、令和3年第2回定例会時から一般質問・代表質問で4回取り上げ、市の各種計画と整合性がとれない点を指摘し、
まちづくりの主役である市民の声を聴きながら、いかに住環境・自然環境を守れるか考え質問してまいりました。
定期的に公の場で進捗確認をしたいと今回も取りあげをしましたが、
本定例会では同開発に係る継続審査中の陳情があるため、陳情要望項目を除き質問する必要があり
主には、
・東京都の制度のなかで次に事業者による評価書案が提出されるまでの間に、市として事業者に対しどのような働きかけ等するのか
・市から市民への情報の伝え方の工夫
・事業者から市民に対する説明の必要性
に焦点を当て質問をしました。
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今回市の答弁から確認できたことは以下です。
◆市から事業者への対応
昨年11月に事業者に対し要請をしているが、
まずは、昭島市総合基本計画をはじめ、昭島市都市計画マスタープランなどの分野別計画との整合について、協議を行う必要があると考えており、このことは、開発事業者も一定の理解があるとの認識。
今後、東京都環境影響評価条例に基づく「評価書案」が開発事業者から提出されるが、本市からの要請を踏まえたものとなるよう開発事業者との協議に努める。
◆地区計画の策定時期
昨年第3回定例会の答弁と同様で、地区計画の策定にあたっては、東京都環境影響評価条例に基づく手続きの進捗状況等に鑑み検討する必要がある。
一方、土地利用を制限することになるため、地権者の理解が不可欠であり、現時点では、策定時期について明確な答弁はできない。
◆市民への情報提供
行政として周知できるのは環境影響評価条例の手続きの状況や市の要請書についてであり、広報やHPに掲載している。機を捉えた周知となることは理解いただきたいが、HPのみやすさは工夫してゆきたい。
◆事業者による市民説明
事業者に対しては、かねてより説明会開催をし市民に周知することを求めている。それを受けて、昨年2月にも説明会が開催されたが、それで足りるとは思えず、11月の要請書でも再度の丁寧な市民への周知について申し入れをした。重ねて申し入れをする。
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同開発計画については、引き続き、議会のなかでどのような提案ができるか考えてまいります。