令和5年度予算審査特別委員会①総務費(総合オンブズパーソン、文化芸術振興、市民目線のデジタル化、男女共同参画、マイナンバーカード)

毎年、3月定例会では、次年度の予算審査があります。

会派の人数ごとに質問時間が異なりますが、みらいネットワーク会派は70分の持ち時間。毎回時間が足りず、質問しきれなかったものが残ります。

費目ごと質問内容をご報告させて頂きますが、総務費については以下取り上げをしました。

◆総合オンブズパーソン事業費
子どもでも活用しやすいような周知をすべきと質問しました。

市としては、子どもの相談先を網羅し(法務省の相談先、市の相談先等ひとつにまとめる)手元における大きくないものを工夫してつくり、子どもに配る。その際に子どももオンブズパーソン制度を利用可能と周知していくことを検討とのこと。取り組みを注視します。

◆文化振興事業費
文化には様々なジャンルがあります。
従来から市が取り組み事例として大きく取り上げる芸術家公募展、武藤順九彫刻園にとらわれないジ幅広いャンルで活動する団体への支援や市民がそれらに接する機会充実を総合基本計画に基づき推進すべきです。

◆デジタル化推進
公民館、市立会館、社会教育団体、エンシスなど市民が利用できる公的施設について、登録が別であるのは非常に手間であり混乱するという意見をよく頂きます。市民目線のデジタル化もしっかりすすめるべきです。

◆男女共同参画事業費
市役所の男性職員の育児休暇取得後、育児参加の実体験を
よりワークライフバランスを推進する
働きやすい職場の実現に繋げるべきです。

◆個人番号カード事務経費
政府は従来の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードを推進するための関連法案を閣議決定したが、本来番号の利用拡大は厳正に判断すべきです。

また、健康保険証をマイナンバーに一本化する件については、
全国保険医団体による団体連合会による懸念等示されていますが、市の状況を確認。

3月7日の閣議決定の内容は把握しているが、マイナバーカードの推進は社会インフラを進める上で最重要であり、普及啓発に努めるとのこと。
また、保険証利用については、本人が複数の病院や薬局にかかっていたとき一元的にみれる、薬局で同じ薬がだされないよう対応してもらえるメリットもあることを踏まえて周知啓発する必要があるが、セキュリティに不安を抱く市民がいることも認識しており、市のセキュリティ対策について市民にしっかり伝えて個人情報漏洩に対する不安解消に努めなければならないと考えている。
さらには、マイナンバーカードを取得しない方がいることも認識するなかで、資格確認書の発行で医療機関に継続的にかかれることを積極的に普及啓発する必要があるとの認識である。
市内の病院・医師会等からは苦情等は受けていないとの答弁でした。