2023年6月一般質問:1-2オーガニック給食(子どもの育ちを支えよう)
一般質問の動画が市公式HPから配信されました。
(1回目の質問は10分25秒ごろまで、その後対する行政の答弁があり、
2回目以降の一問一答の再質問は、27分37秒ごろ~最後まで)
→今回は、大綱2問、子どもの育ちと、昭島駅北口開発について取り上げました。
質問細目ごと分けて報告いたします。
子どもの育ちを支えよう
2022年の日本の出生数・出生率が過去最低水準と少子化に歯止めがかかりませんが、将来不安なく暮らしていける確信が持てない政治・社会状況、地球環境では当然です。
親が希望をもって出産でき、安心して子育てができる環境整備とともに、子どもに対しては、子どもの権利と幸せを保障し、地域社会で子どもの育ちを支えるべきと質問をしました。
【2 オーガニック給食について】
物価高騰や、トラックドライバーの長時間労働の規制で物流が滞る恐れがある状況下では、グローバルな経済構造に頼らず、各地で食の生産にはじまる経済循環を促す必要があります。
また、人や環境に優しい農法で農地を保全する取り組みに学校給食を絡めることで、生産者を守りながら子どもの育ちも支えられ持続可能なまちをつくります。
地場あるいは近隣の農産物であり、完全有機無農薬栽培に近い食材を1品からでも取り入れた、オーガニック給食に取り組むべきですが、大量調達と価格に困難制があるとのこと。
3ヶ月に一度のサイクルで生産可能な小松菜など一品からでも調達検討し、まちの魅力向上にも繋げるべきです。
また、
・地場野菜については、すでに土を改良し極力農薬を使わない栽培に取り組みしていること
・生産者団体の意見を聞きながら翌年生産の苗の補助を検討していることが分かりました。
引き続き、注視します。
その他、
・農法にこだわった米飯利用の増加
・パンについてはせめて国産小麦や米粉パンの導入を検討し、市の小麦粉の残留農薬検査結果を公表すること
・遺伝子組み替え、ゲノム編集以降も、培養肉、フードテックなど、食の安全が足元から崩れるような技術開発も進む状況下で、学校給食においてはこのような食材を調達しないこと
を求めました。
現在、各地で無償化に取り組む自治体が増えていますが、昭島・生活者ネットワークとしては、質についてもしっかり担保すべきと主張してまいります。