令和6年度予算審査特別委員会3日目②:教育費

消防費・土木費に続き、教育費について報告します。

通学路の安全安心確保のため
GLP開発計画の事業者説明を求めない学校については、
市が把握する学区内の懸念箇所を事業者に情報提供することを求めました。

校内別室指導支援員配置事業について
先行実地校での児童生徒の利用状況、効果と課題を踏まえた上で次年度実施に活かすこと、また不登校児童生徒へのアナウンスについて確認。

インクルーブ教育実施にあたり、支援員は重要な役割を担います。
支援力向上のため、例えば八王子市では年間予算約30万円を組み、特別支援教育の観点から初級・中級・上級に分けたきめ細やかな研修を実施。市でも夏休みに2日ほど全員対象で研修をしているとのことですが、
さらなる研修実施の検討を求めました。

また、都のインクルーシブ教育支援員配置について確認。

◆学校でのいじめ対策について、すでに学校では人権教育をしているものの、
児童生徒が子どもの権利について学ぶことも重要です。
周知徹底すべきと求めました。

◆次年度新規事業としてスクールロイヤー(学校法律相談等業務委託)が始まります。相談は学校管理職からするとのことですが、
みらいネットワーク会派では、誰からでも相談可能な、第三者相談機関が必要とこれまで訴えてきました。

また、子どもオンズブパーソンの質問をした際に、既存のオンブズパーソン制度を子どもが利用できるとの答弁がありました。
新規設置しないなら、既存の制度利用ができることは最低限周知すべきです。

次年度は、子ども施策を統括する部署もできる予定であり、部署連携して取り組んで頂きたい。

◆児童生徒の抱える困難が多様化するなか、スクールソーシャルワーカー(SSW)の増員がされます。今回1名増員、市内で4名のSSWが配置予定となりますが、
国では中学校区に1人のSSW配置の方針をだしており、市の考えを確認。

コミュニティスクール取り組み校が次年度増えます。
先行的に取り組んだ学校での効果と課題を確認しました。

プールの民間活用の実施校が次年度増えます。
市は長期的に市内全小中学校実施を視野にいれているのか確認しました。

芝生散水用の井戸が設置されている学校があります。
PFAS水質検査をすべきと訴えました。

◆学校女子トイレに生理用ナプキンを設置するという質疑が過去ありました。
現在の設置状況、市として設置を勧める方針なのか確認。
トイレに設置する学校、保健室におく学校などあるようですが、いずれにしても必要な児童生徒がアクセスできるルートをつくることを求めました。

また、市から支給されるナプキンが夜用であったり活用しにくいという声も頂いており、点検を求めました。

◆学校給食費について、食物アレルギー対応をする保護者の方々からは、
施策ごと相談先が異なり心理的・物理的負担が多いと伺っています。
食物アレルギー対応の総合相談窓口の設置を求めました。

◆給食白衣について、香害の観点から家庭からのエプロン持参を認める自治体もあります。
白衣については、これまで様々な保護者意見を頂いてきました。
白衣・エプロンいずれでも可とするほうが合理的であり、選択肢を増やすべきと重ねて質問しましたが、残念ながら研究(取り組みなし)との答弁でした。
なぜ白衣でないといけないのか。今後も確認してまいります。

◆4月から給食無償化が市内小中学校で始まります。
物価高騰の波もありますが、質の担保をすることを確認。

また、無償化にあたっては、アレルギー・不登校等々、様々な理由で給食を食べられないご家庭から公平性を疑問視する声を頂いており、対応を確認しました。

◆社会教育については、本年度、公民館運営審議会、あきしま会議、生涯学習サポーターの取り組みを見学。
どのように公共施設を利用しながら裾野を拡げるかの共通課題もあり、連携することで、その効果が何倍にもなると捉え、情報共有や連携を求めましたが、研究との答弁でした。
に手すりがない件について、

投稿を分けて、次に介護保険特別会計について報告します。