「東京防災」を読もう&昭島市の防災体制を知ろう

昭島にある生活クラブ生協は、現在3つの地域に分けられています。
自身が所属する地域の企画として、
1月17日「「東京防災」を読もう&昭島市の防災体制を知ろう」 を実施しました。
(生活クラブの詳細はこちら → http://seikatsuclub.coop/about/)
 
従来防災をテーマに掲げてきた地域でしたが
災害が多発した昨年、防災についてしっかり考えようと、
昭島市総務部防災課の職員を講師にお招きしました。
 
●まず、東京防災から何箇所かピックアップして、参加者で読み合わせ。
手元にあるもののしっかり読む時間を確保しにくい
東京防災を活用しました。
 
その後、職員が解説してださった昭島市ハザードマップ(水害向け)の読み取り方から、
日頃疑問におもう「これはどうなのだろう?」を聞いてみたり、
「こんな体制だと安心」を伝えました。
 
 

昭島市からは上記資料や非常食を配布頂きました。

 
保存食については、日頃食べなれるものを回転備蓄させよう!
いくつかの生活クラブの商品を準備。
お昼ご飯も兼ねて「これは美味しい!」とワイワイ試食をしました。
 
 
●こんな質問が出ました!
・災害時における市からの情報伝達方法の確認(防災無線等)
・避難所の開設の仕方
・市内で浸水しやすい場所や、水位のはかり方、避難勧告などの発令基準
・災害時の備蓄品の扱いや給水の方法
・アンダーパスや道路の冠水対応
・災害弱者のための避難所運営
・自治会の防災への取り組みや、自治会間の連携
・ペットの避難生活
など
 
防災無線については、聞こえにくいといった意見が複数でましたが、
現在昭島市では、無線をアナログからデジタルに更新する、
また64箇所のスピーカー拠点を増やす取り組みをスタートしているそうです。
 
また、無線が聞こえにくい場合、
市からの情報伝達についてはメール配信、広報車のほか
電話応答サービスもあるとのことでした(フリーダイヤル0800-800-1875)。
 
その他、日頃の防災対策については、
自治会への加入しているかしていないかにより、
備え方や入ってくる情報等バラツキがでるだろうなか
市として非自治会員対応はどうなっているのか、
また、各自治会の連携、情報共有はどうなっているのかについても細かく質問がでました。
 
例えば、つつじが丘北の防災への取り組みは総務大臣賞まで受賞しているとのこと。
そういったモデルとなる自治会の取り組みをいかに共有し、参考とできるのか。
 
今回は職員の方にその場で質問に答えて頂き
また声を伝える双方向のやりとりがしっかりとでき、貴重な2時間となりました。
 

15~18日まで昭島市役所にて、防災啓発週間のパネル展示をなさっているとのことで、見てきました。市の備蓄品、家具類転倒・落下・移動防止金具の紹介 等ありました。