「新春のつどい」におもうこと 

東京・生活者ネットワークの
2019 新春の集いに参加しました。

生まれ育った中野での開催

選挙に向けての意気込みをお話ししました!

生活者ネットワークでは、政治への市民参加を拡げるため
3期12年を最大にローテーションを試みていますが、
ローテーションなさる現職議員のおはなし、
4月の地方統一選の候補予定者約40名の紹介、
保坂世田谷区長からのご挨拶がありました。
 

昭島・生活者ネットワークのローテーション議員 大嶽貴恵さん。大嶽議員はじめ先輩議員のお話を拝聴でき、頑張ろうと思えました。

保坂世田谷区長からのご挨拶

◆慶應義塾大学経済学部教授 井手英策さんによる
「頼りあえる社会へ~自由と可能性を全ての人に~」の
講演もありました。
 
 
増税への反対議論は
その前に無駄をなくすべき、低所得者層の負担が大きい、
景気が悪くなる、政府が信頼できない、などが主な論点ですが
そこに終始し思考停止するのではなく、
例えば反対するのであればどのような社会をつくるのか。
 
総務省の調査上、1997年をピークに家計が減少しているにも関わらず
自己責任の日本社会に対して
例えば、税金が高い北欧諸国は、所得格差の少なさ、他者を信頼すると答える人の割合、国連の幸福度ランキングなど日本より突出しています。
税金が高いからこそ実現できる生活保障があるのではないか。
 
では、増税するのであれば、低所得者層の尊厳を守りつつ
高所得者層が低所得者層を妬まないベーシック・サービスを保障し、
貯蓄がなくても、失業、病気、長生き、育児に不安のない社会をどのように作れるか。
弱者を助ける政治ではなく、弱者を生まない政治に変えられるのか。
 
明石市、富山県の実例の紹介、
公共部門の拡充だけではなく地域の課題やニーズに対応した地域資源を発掘し、行政の制度と結び付けるソーシャルワーカーの必要性(公・共・私をつなぐ役割としての)まではなしは及びました。
 
◆講演を拝聴し、地域に軸足を置く地域政党・地方議員だからこそ着手しやすいだろう地域のニーズの吸い上げや、すでにあるインフラのつなぎ役、必要に応じた新たなインフラづくりなどがあると思いました。
 
例えば、今回の参加にあたり、私自身も「参加の際の子どものケア」のニーズを地域資源につながって達成。
日頃から自分の潜在的ニーズに対応する地域資源を知り、かつ、つながれていれるか。
ひとによっては、知り、つながることが困難であるかもしれません。
まずは地域・それぞれのひとにどのようなニーズがあるかを知りたいです。
 
「政治」というと、自分とは関係がなくとおいところで議論され決められているもの、
口に出してははばかられるものとみなされがちかもしれませんが、
まさに生活に着実に反映され、また、生きている限り密着しているものです。
 
最近まちを歩く時間が多いせっかくの機会、できるだけニーズにキャッチできればと思います。
歩いている際お気づきになられましたら、お気軽にお声がけ下さい。
 
また、まち歩きでおめにかかれずとも、「生活のなかでこれが困る」「こういったまち・社会に暮らしたい」があれば、
昭島・生活者ネットワーク(zxg00664@nifty.com)までいつでもご意見をお寄せ頂ければ幸いです。