2021年7月 青少年問題協議会(子ども・若者未来対策推進計画策定専門委員会)を傍聴しました

青少年問題協議会(子ども・若者未来対策推進計画策定専門委員会)を傍聴しました。
議題は、主には、市が令和4年に策定予定の若者未来対策推進計画するための実態調査について。
6日実施された子ども・子育て会議でもこちらが議題にあがったようです。
以下は、メモ書きを直接してしまった配付資料が、
内容が推敲中であくまで閲覧用との理由で頂けず、
手元に資料と記録がありません。
7月30日に実施予定の青少年問題協議会に自身が委員として参加する際には資料を頂けるようですので
以下、万一記憶に誤りあれば、記録を改めます。
→9月に、以下4種類の匿名のアンケートを市で実施します。
①②小5中2全員とその保護者の2種類(学校配布、それぞれ別に封筒に入れたのち大きな封筒にまとめていれ学校回収(親子で紐付けをし、クロス集計するためまとめて回収。アンケートにはナンバリングもする。)。
また、回答はあくまで任意で個別の督促はしない。)
③無作為抽出した若者(16~29歳)(郵送回答、WEB回答可)
④無作為抽出した児童育成手当受給世帯(郵送回答、WEB回答可)
→令和2年、国が実施した実態調査は昭島市が含まれず、
昭島市独自のアンケートを準備しますが、
内容は、国や他の自治体の既存のアンケートを参照。
また、国の調査との比較のため、国のアンケート内容と大幅にずれることはしないそうですが、
昨日委員からあがった意見を踏まえ再度アンケートを修正。
(設問が20問以上では回答率が下がるという統計もあるようで
設問数を増やすことは限界があり)
7月30日の青少年問題協議会では最終案を提示するそうです。
委員からは主には以下のご意見がでていました。
●多言語対応について
日本語に不自由があるご家庭へのフォローは、今回なされない。
(英語のみであればできるかもしれないが、現在中国、韓国、ベトナムなど複数のニーズがある。また、学校付の日本語支援員については本来業務と異なるためアンケートのための個別対応はお願いしない。
今回アンケートはあくまで回答できる方に無理のないところでお願いをする。)
●虐待リスクのあるお子さんへの対応について
小5中2のアンケート案には、様々な虐待事例があげられ当てはまるものがあればその個数を回答する設問がありますが
・虐待リスクあるお子さんがどの場で安心して回答できるか
・回収方法が親と同封の封筒であることについて、子どもの恐怖を考えると適しているのか
・設問内容が具体的だが慎重に
など様々なご意見がでていました。
●回答しやすさについての配慮
今回、一番多いと10段階で自分の気持ちを答える設問があり、
細分化することでの回答しにくさが生じる。
回答しやすさへの配慮が必要ではないか。
●子どもの夢や、現状への満足度を問う設問の確認
今回計画策定にあたっての重要性を鑑みて、
設問内容を確認。
●アンケート結果をより有効活用するための設問について
今後の施策に活かすため、自由記述欄を設けられないか。
●その他、
・若者の年齢層が16-29歳と幅があることでの収入有無の設問設定の必要性
・細かな設問の表現について、昭島市の現状にあった表現へ変えることの必要性
等様々な質問や意見がだされていました。
私自身は、
○虐待リスクあるご家庭への対応が非常に気にかかりました。
ナンバーリングをしたり工夫をするのであれば、
子どもが安心して回答できる回収法として頂きたい。
大人の便宜を考えるより、子どもが安心して回答できるほうが今回のアンケート実施にあたっては大切ではないかと思うためです。
回収率アップにも繋がるはず。
現状大変な状況にあるお子さんも回答・提出しやすいようして頂きたい。
○多言語対応については、子ども家庭部限らずですが
細やかな対応が必要なのではないか。
言語対応の問題で、様々な支援にたどりつかないことが多い家庭こそ
困りごとが多いはず。
紙が難しければ、WEB回答の設問のみでも、市のHPで多言語表示する
英語、中国語、韓国語にまずは限り(あるいは英語のみ)準備できればよいのではと感じました。
○印象に残ったのは、副委員長の着任挨拶でおっしゃっていた、生徒のマスク着用について。
校長会を代表していらした副委員長自身はマスクにいまだ慣れないが、逆に生徒はマスクを外せなくなってしまった。
例えば、本年プール指導を嫌がる生徒に理由を聞くと「マスクを外すから」であるとのこと。
これから梅雨明けし、熱中症リスクが高まる際の健康管理が気にかかります。