2021年9月決算審査特別委員会⑥子どもの拠点としての児童センターぱれっとと今後の居場所創出⑦飼い主のいない猫対策⑧ナラ枯れに係る害虫等駆除対策

令和2年度決算審査特別委員会が終了しました。

今回以下12点を取り上げました。

順をおって、詳細報告させて頂きます。

DV支援と問題の根を摘むための包括的性教育

デジタル化に伴う個人情報保護

環境配慮に基づいた電力調達、小中学校含めた公共施設への取り組み拡充

生活困窮者自立支援事業(自立相談事業、家計改善支援、子どもの学習支援・生活支援等)

医療的ケア児等コーディネーターの早期設置

ぱれっとでの子ども相談先の周知、移動児童館の検討、市民交流センター建て替え時の子どもの拠点設置

飼い主のいない猫対策に係る既存のリーフレットの活用と動画作成

ナラ枯れに係る害虫等駆除対策

⑨子どもへの支援が行き届くよう、小中学校支援員の支援に当たっての環境整備

文化芸術事業の工夫しての開催と舞台芸術含めた芸術家支援

不登校支援に係るフリースペース設置の検討、不登校家庭に必要な情報を一元化しての提供、画一教育からの脱却

小中学校タブレット利用に伴う、ランリュック選択可の保護者への周知、いじめ等防ぐための情報モラル教育とSOSの出し方教育、子どもへの心身の負荷も考慮し体験活動を充実させながらのオンライン試行

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次に、上記⑥~⑧につき報告をします。

【子どもの拠点としての児童センターぱれっとと今後の居場所創出】

みらいネットワークで利用者や現場の声を寄せられた都度改善のお願いをしてきた。どのような改善がなされたか。

子ども育成課と児童センター職員と連携を密にし、市民サービスの向上・事業への取り組みと連携を強化。

AKISHIMAキッズナーの相談件数は。

令和2年度 4件。

※キッズナーとはこちらです。 https://www.city.akishima.lg.jp/s064/010/010/010/010/020/20180807173450.html

ぱれっとでは、キッズナーのポスターはどのように掲示されているか。子どもたちの目に触れるような工夫は。

児童センター内のトイレに設置。

以前は子どもが目にするところに以前掲示されていたが、いまはない。せっかく市にある子どもの電話相談機能を生かすべき。広報の取り組み状況をもう一度確認。

今年度は全学年へ配布。児童センター・青少年交流センターのトイレにも設置。

個室に設置する理由は、相談の内容がデリケートであり、人がみている前で情報を得て連絡をすることにはいたらないだろうとの判断。また、過去委員会等でも指摘を受けた。

コロナ流行が長期化し、子どもたちへのケアが非常に重要であり、相談先の周知を。

また、平成27年からの相談件数が概ねひと桁台である理由は。

ここ数年ひと桁台で推移しているが、要因は把握できていない。

学校配布の際にひと声かけたり、工夫を。

児童館中部に1館で活用難しい児童生徒いることは子どもの育ちを考えると問題である。

コロナ禍で密は防ぐべきといわれているところ、リスク管理上からもよくない。

改めて、設置にあたってハードルが低いと思われる、移動児童館設置の考えは。

移動児童館は、従前からも指摘されているが、各近隣市町村の設置状況等調査研究をし、どういった対応ができるか、委託先の法人とも調整をし検討。

市民と協働でプレーカー、プレーリヤカー事業をしている世田谷区などあり、先行自治体を参考に、子どもの居場所は増やすべき。

また、市民交流センターが整備されていくが、東部でこどもが活用しやすい拠点にもなることも視野に入るとよいのではないか。

 

【飼い主のいない猫対策】

市の支援は限界があることも理解するが、地域猫活動に共感する人たちからの募金が支援者への応援に繋がるのではないか。募金の記載含めたリーフレットの活用は。

環境課窓口に設置。今後は各公共施設への設置を検討。

リーフレットを有効に使うべき。

また、紙媒体だけでなく、地域猫活動を紹介する動画で市民の理解を促し共感してもらうことや、募金を呼び掛けるsnsを積極的に活用する考えは。

現時点では予定はない。

ビジュアルから訴える意味は大きいと思うので検討を。様々な媒体を駆使して、協力してもらえるような工夫や人材の育成も必要。地域猫支援をしている方達とよく話し合い、引き続きできることはするべき。

 

ナラ枯れに係る害虫等駆除対策】

対象となる害虫は。

アメリカシロヒトリ、チャドクガ、イラガ、モンクロチャチホコ等。

ナラ枯れ被害が、都内ほぼ全域で拡大している。市の状況とカシノナガキクイムシへの対策は。

被害があることは認識。状況確認をして検討。

→滝山でナラ枯れが急激にひろまり必要応じて早急な対応をしないと影響が大きくなると市民から指摘を受けた。例えば、多摩市、小平市はみつけたら通報をと市HPでも周知。市でも取り組みを。