2021年9月決算審査特別委員会⑩文化芸術事業の工夫しての開催と舞台芸術含めた芸術家支援
令和2年度決算審査特別委員会が終了しました。
今回以下12点を取り上げました。
順をおって、詳細報告させて頂きます。
①DV支援と問題の根を摘むための包括的性教育
②デジタル化に伴う個人情報保護
③環境配慮に基づいた電力調達、小中学校含めた公共施設への取り組み拡充
④生活困窮者自立支援事業(自立相談事業、家計改善支援、子どもの学習支援・生活支援等)
⑤医療的ケア児等コーディネーターの早期設置
⑥ぱれっとでの子ども相談先の周知、移動児童館の検討、市民交流センター建て替え時の子どもの拠点設置
⑦飼い主のいない猫対策に係る既存のリーフレットの活用と動画作成
⑧ナラ枯れに係る害虫等駆除対策
⑨子どもへの支援が行き届くよう、小中学校支援員の支援に当たっての環境整備
⑩文化芸術事業の工夫しての開催と舞台芸術含めた芸術家支援
⑪不登校支援に係るフリースペース設置の検討、不登校家庭に必要な情報を一元化しての提供、画一教育からの脱却
⑫小中学校タブレット利用に伴う、ランリュック選択可の保護者への周知、いじめ等防ぐための情報モラル教育とSOSの出し方教育、子どもへの心身の負荷も考慮し体験活動を充実させながらのオンライン試行
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次に、⑩文化芸術事業の工夫しての開催と舞台芸術含めた芸術家支援について報告します。
◆文化事業協会補助事業費で1千7百60万円の歳出であるが、昨年事業は。
大ホールで10事業、小ホールで2事業を予定していたが、コロナの関係で全て中止。
◆例えば立川市地域文化振興財団は昨年も講演やコンサートの動画配信など工夫して事業展開。市で本年は徐々に企画実施をしているが、今後の見通しは。
コロナ関連で中止を余儀なくされるケースもある。そういったところから、動画配信も含め、今後考えてゆきたい。
◆安全第一ではありますが、市民が文化芸術に接する機会を工夫して担保すべき。
次にコロナ流行が長期化しており、芸術家への支援をすべき。市の考えは。
現段階では、芸術家が何名おり、どんな活動をしているか市として把握していない。
国の支援は必要応じて伝えているが、市として現在特別な支援の予定はない。
◆様々な自治体が芸術家への支援策を講じており、例えば港区は、経費の一部を助成して文化芸術団体・個人の活動継続を支援することで、区民に文化芸術の鑑賞機会を提供し、誰もが文化芸術を鑑賞・参加・創造できるよう試みている。そうした取り組みが必要な局面と考えるが、改めて考えは。
芸術家への金銭的な支援は現在行っていないが、市内芸術家公募展を開催したり、作品の展示場所や発表の機会は毎年確保している。そうしたところから、ひろく市民にも市内の芸術家を認知する取り組みは進めてゆきたい。
◆舞台芸術含めた文化芸術支援を。