厚生文教委員協議会(臨時特別給付金、新型コロナウイルス感染症対策、児童・生徒及び保護者アンケート調査結果他)

昨日は、厚生文教協議会がありました。

議題は以下の通り。

【住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金について】

住民税均等割非課税世帯、家計急変世帯に対し、1世帯あたり10万円の現金支給がなされます。

(※詳細は以下URLをご参照ください。

住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金|昭島市 (akishima.lg.jp) )

住民税均等割非課税世帯については、1月28日から対象世帯に申請書類が順次発送・配布されていますが、

家計急変世帯はご自身から必要書類入手の上、申請頂く必要があります。9月30日まで申請ができますが、ご注意ください。

なお、コールセンター兼給付金窓口が開設されています。

ご不明点あれば、電話042-544-5125あるいは、市役所2F205会議室にお願いします。

【新型コロナウイルス感染症対策について】

◆3回目ワクチン接種が順次始まっています。

2回目接種終了の方から準備クーポン券が送付されています。

(※クーポン券の発送タイミング、予約法、接種の流れ等、以下URLをご参照ください。

新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)について|昭島市 (akishima.lg.jp) )

5~11歳接種も3月初旬からスタート見込みで、接種券は2月21日以降発送されます。

市民の方々から様々なご意見を寄せて頂いています。

政府もこの年齢の接種については、オミクロン株に関する発症予防効果や重症化予防効果などが確認されていないことを踏まえ、努力義務を外しました。

つまり、保護者は子どもに受けさせるよう努める必要はありません。

この認識を、学校教育でも幼保でも、現場関係者が確実に共有した上で、子どもや保護者への対応をするよう求めました。

また、現状、厚労省の公表ベースで、10代については罹患による重症化と副反応疑いの重篤化の報告を比較すると、依然として副反応疑いの報告数が多いことは接種判断にあたる保護者は知るべきです。改めて、丁寧な情報提供を求めました。

◆現在、都とあわせて市においても、自宅療養者への支援(食料支援とパルスオキシメーター貸し出し)をしています。

(※詳細は、以下URLをご参照ください。

新型コロナウイルス感染症による自宅療養しているかたへ|昭島市 (akishima.lg.jp) )

2月10日時点の自宅療養者数は796人。各所から市の支援について広報がなされていますが、必要な方は電話042-544-5126までお申し込みください。

市からの特定事業者についての広報は難しいですが、個人情報の扱いに細心の注意を払い支援に当たる民間事業者もいます。必要な方に支援が行き届きますように。

【後期高齢者医療制度における保険料について】

令和4年度から団塊の世代が75歳に到達することにより被保険者数が大きく増加。

2年に一度保険料改定がなされますが、今回の改定で保険料は値上げとなります。(1人当たり平均保険料額が、令和2・3年度は101,053円、令和4・5年度は104,842円で、3,789円増)

自治体として、健康維持、健康相談、医療相談について力をいれるべき、介護離職者の増加やヤングケアラーの必然的に増える可能性もあり、今後も見据えて具体的に対策を進めていくべきと意見しました。

【令和3年度昭島市立学校の児童・生徒及び保護者アンケートの調査結果について】

毎年昭島市では小学校4年~中学校3年の児童生徒及び保護者対象に、

学校評価等の資料への活用や、昭島市教育振興基本計画の進捗状況の確認のためアンケートを実施しています。

令和3年度の回答が開示されましたが、以下の確認や意見をしました。

◆「自己有用感を高めるために、道徳科や特別活動等の指導を中心に学校教育全体で取り組む」という市のコメントに対して、

道徳科や特別活動等中心と限定しなくてよいのではないでしょうか。

一人ひとりが貢献できる場面を設定し、振り返りを位置づけてお互いの良さを認め合う承認を位置づけることは、あらゆる場面で意識すべきです。

さらには、自己有用感や自己肯定感醸成は、本来学校のみで取り組めるものではなく地域全体で必要性について理解が拡がるようにするべきです。

◆困ったときに相談してみようという大人がいないとの回答が中学になると増加します。

様々な要因があると思いますが、厳格な生活指導をきっかけに、大人に対してコミュニケーションを取りにくくなることもひとつあると考えているところ市の考えを確認しました。

決まりや規範意識も大事であるが、困り感や特性も寄り添い対応するとの答弁でしたが、一方的に(頭ごなしに)注意をするのではなく対話を心がけてほしいことは意見しました。

◆最近の児童生徒は夕方帰宅後、放課後も忙しくするお子さんが多く、宿題について確認しました。

通塾するお子さんは、塾から帰宅する夜遅くから宿題に取り組むはなしを聞いたり、

親子間のストレスになったり、勉強が嫌いになると主張するお子さんのはなしも聞きます。

基礎学力をつけるために反復学習が欠かせない側面はあるでしょうが、学年や個別への配慮をしたり、自由学習の重視したり

一律にだす宿題について見直す必要性について意見しました。

市からは、宿題は主体的に考え取むものとの答弁がありましたが、

勉強に主体的に知的好奇心をもって取り組めるよう引き続き工夫して頂きたい。

◆今回の調査では、デジタルデバイスの活用について、従来アンケートより詳細に実態把握をする項目がありましたが

結果を驚きをもって受け止めました。

引き続き学校教育を通じて家庭への周知啓発をすること、

あわせてデジタルデバイスと接する機会は、年々低年齢化しており、子ども家庭部も連携し未就学児からの周知啓発が必要であること指摘しました。

【総合スポーツセンター改修工事に伴う一部休館について】

屋上防水機能及び外壁等の劣化が進行。外壁等改修工事に伴い7月1日~令和5年3月31日予定で、

B棟(第1・第2体育室、第2軽体操室)、C棟(弓道場)の休館。4月1日から予約制限がはじまります(工事の進捗状況により、A棟内温水プールを4週間程度休止)。

ご了承ください。