2022年10月30~31日みらいネットワーク会派視察:滋賀県長浜市における市民参画のまちづくり
10月30~31日は滋賀県長浜市へゆき、みらいネットワーク会派視察へ。現地では南丹市の議員さんも合流してくださいました。
視察テーマは市民参画のまちづくりについて。
長浜市では、中心市街地活性化基本計画が令和元年度に満了。
本年も町家を中心とした街並み形成のため、店舗改修、空き家活用、新規創業等にそれぞれ補助金をだすなど継続してハード面からの整備をしていますが、
ソフト事業を中心としたまちづくりの新たな方針として
本年3月から令和8年までの5年間のスパンで「湖の辺(うみのべ)のまち長浜未来ビジョン」を策定。
https://www.city.nagahama.lg.jp/0000011278.html
市街地の再開発現場や
現在行われている社会実験について
実際にまちを歩く時間も頂きながらおはなしを伺いました。
未来ビジョンは、官民連携のまちづくりがキーワードで、
湖の辺のまち長浜デザイン会議を若者が意見をいえる構成を意識してたちあげ。
来月は琵琶湖畔で珈琲を飲みながら開催をするなどアイディアが柔軟にでて意見をだしやすいよう
会議開催時の場づくりから気を配っているようです。
会議への出入りは自由で、関わる人も参加者づてで増えてきているとのことでした。
実証実験については、ちょうど今週末まで行われていたPICNIC WEEKについておはなしくださいました。
市民が長浜市で思い描く色に染めた300人の旗をいたるところに飾り、
旗によってひとの動き、歩く方角がかわるか
AIカメラを設置し、性別・年代を識別しながら、検証するものでした。
この1~2年は実証実験をどんどん実施して
その結果を踏まえて進むべき方向性を見定めていくとのこと。
前向きな柔軟性やしなやかさをもって、市民とともに常に試行錯誤なさる様子が素敵でした。
長浜市ご関係者にはどうもありがとうございました。