市内小学校の総合的な学習の時間(江戸東京野菜栽培の取り組み)を見学しました

昨日は、光華小学校5年生の総合的な学習の時間「つないでいこう!江戸東京野菜光華かぶ式会社」かぶパーティーを見学させて頂きました。

金町小かぶ、品川かぶと2種類の江戸東京野菜を9月から育て11月末に収穫をし、
自分たちで考えたレシピで調理をしました。
「家族にも食べさせたい!」「かぶの魅力を伝えたい!」という思いが湧き、
保護者、今回サポートくださった農家さん方、栄養士さん、校長先生を招いて、かぶパーティイー開催の運びとなったようです。

子どもたちがつくった数々のお料理は、どれもとても美味しい!


また、SDGsポイントが示されたレシピ集も頂きました。

江戸研究課、青果、レシピ課、SDGs課、記録広告課などに分かれて
発表をしてくれましたが
江戸研究課は、それぞれの江戸東京野菜の特徴や歴史的背景、
食文化等についてプレゼンをし
青果は、農家さんへのお礼を伝えメッセージカードを渡し
レシピ課は、SDGポイントも書かれたレシピ集を配布し
SDGs課は、固定種とF1種の違い、モンサント(現在はバイエルン)の種苗メーカーが儲かる状況であること、日本の自給率や、なぜ低下したか、自分たちができる問題解決まで考えプレゼンをし
記録広告課は、種まきから収穫、調理実習までの過程をおったプレゼンをしてくれました。
いずれもとても素晴らしい!

自分たちが育てた野菜を創意工夫して調理し、
その過程では地元農家さんや栄養士さんなど地域の大人との関係をつくりながらの食農教育が展開され、
自分たちの興味に基づいておこなったのであろう調べ学習や発表の体験もし、
お料理を親御さん方に嬉しそうに誇らしげに説明する様子から肯定感向上に繋がっていることまで感じとれ
非常に良い取り組みでした。

最後に、校長先生がお子さんたちに今回の勉強が楽しかったかお子さん方に聞いたところ
ざっとみると全員挙手していました。
こうした事例学び(食育)の機会が市内に増えるといいですが、
1月の昭島市での食育シンポジウム(広報あきしま1月1・15日号で申し込み法を周知予定)では事例発表もあるようで楽しみです。