令和5年度予算審査特別委員会③衛生費(休養・睡眠、子宮頸がんワクチン、地球温暖化対策、不燃ごみ処理)

毎年、3月定例会では、次年度の予算審査があります。

会派の人数ごとに質問時間が異なりますが、みらいネットワーク会派は70分の持ち時間。毎回時間が足りず、質問しきれなかったものが残ります。

費目ごと質問内容をご報告させて頂きますが、衛生費については以下取り上げをしました。

◆健康教育事業費
市の計画「健康あきしま21」の「休養、特に睡眠の重要性について普及啓発」する施策について質問。

相談のなかでも睡眠に関連するものが多く、様々な事業のなかではなしをしている状況とのこと。
また、睡眠の健康被害については、インターネットの普及で夜眠れない方が増え生活習慣がかなり乱れていたり、睡眠からメンタルが発症していることもあり取り組むべきと考えているとのこと。

世代問わない定期的な講座開催を提案したところ、教室内容については検討するとの答弁でした。

◆予防接種事業費
子宮頸がんワクチンの副反応報告数、相談件数確認と引き続いての実態把握を求めました。

また、昨年コロナワクチンに関連したちあがった予防接種健康被害調査委員会について立ち上がる際には議員に報告を求める提案。どういった形で対応できるか今後検討との答弁でした。

◆地球温暖化対策事業費
・市民の当事者意識を醸成するための現在の市の取り組みとしては、
→市が脱炭素に積極的に率先して取り組む姿をみせて共感を頂き行動変容に繋げ、最終的には市域のカーボンニュートラル、カーボンハーフを達成する。
→市の取り組みや一緒に行動頂きたい内容は毎月広報にコラムを掲載。
あわせて全戸配布のリサイクル通信の半分がカーボンニュートラル通信として今年度様々な周知し、自分事として捉えて頂くようしているとのこと。

自ら考え施策に繋げ行動していくための、気候市民会議設立を提案。
環境審議会、昭島市独自の環境配慮事業者ネットワーク、環境未来会議など様々な年齢層や主体の意見を吸収できる場は一定程度確保できているため、開催の考えはないとのことでしたが、もともと問題意識がある方の手挙げの会議以外に、無作為抽出で選び共感の輪を拡げる必要があるのではないでしょうか。

・その他、環境対策、健康等福祉対策、建物の高寿命化にも繋がる断熱化に
昨年の猛暑日学べる環境確保が難しかった学校中心に取り組む提案をしました。

◆ごみ処理経費
不燃ごみのゴミ処理経費を質問したところ、様々なところに不燃ゴミ処理経費がでておりトータルがすぐにでてこないとのこと。

不燃ごみ処理の流れとしては、すべて環境コミュニケーションセンターに運ばれ
破砕。それを不燃、可燃に分け、可燃は焼却、不燃は資源化しているとのこと。

昭島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画上では
市の不燃ごみ残渣がたま広域資源循環組合へいくことが示されているが、
同組合のHP上では平成30年から不燃ごみ残渣がゼロとされているところ
処理状況をさらに確認しました。

以前は、二ツ塚処分場に運び込まれ、焼却灰も不燃残渣もすべて埋め立てをしていたが、いまは焼却灰はエコセメント化で100%リサイクルされており、
不燃残渣も昭島は平成28年度から資源化処理委託を実施しており
昭島のごみは一切埋め立てしていないとのこと。

(不燃物資源化処理委託については、968万9000円で、廃家電製品を処理。
その他、水銀含有廃棄物処理委託は477万2000円で、蛍光管、配管電池、有害物を含まれるごみを処理。
資源残渣資源化処理委託は701万8000円でガラス屑を資源化)。

消費者としてごみの行方をしっかり把握する必要があり、市の周知を期待します。