令和5年度予算審査特別委員会④土木費(GLPプロジェクト地区計画、公園維持管理)

毎年、3月定例会では、次年度の予算審査があります。

会派の人数ごとに質問時間が異なりますが、みらいネットワーク会派は70分の持ち時間。毎回時間が足りず、質問しきれなかったものが残ります。

費目ごと質問内容をご報告させて頂きますが、土木費については以下取り上げをしました。

◆玉川上水南側地区 地区計画策定等業務支援委託
GLPプロジェクト(昭島駅北口物流センター開発)に関連した地区計画策定の予算計上について
区域、緑化、建物高さ等、まちづくりにおいて具体的に何を死守しようとしているのか質問。

玉川上水の近くで緑の拠点とされているが、地権者や市民の意見も聞きながら都市計画マスタープランに記載しているイメージを損なわないよう慎重に協議をしていき地区計画に繋げる、
また、これから協議にはいり可能な範囲を探り素案をまとめていくため、具体的な数字は答えかねるとの答弁でした。

市民向けの説明を早期に実施し、市民意見を確実に反映する場にすることも改めて確認。
一般的な地区計画策定の前には、たたき台のような素案の説明会、原案の説明会をし案をまとめて都との協議と、何次かの説明会を開催するとのこと。
しっかり市民意見を聴取するよう意見しました。

◆公園費
・子どものボール遊びについて質問。
多くの問い合わせを頂いているが、説明としては、今は市内全域の公園で危険なボール遊びの区分けをしており禁止というはなしを丁寧にわかりやすく説明しているとのこと。

そもそも公園をゾーニングして遊べる場所の小学校区ごとの確保を目指すべきと問いましたが、現状公園の広さもあり、どこまでできるのか検討しているものののなかなか実現できていない状況とのこと。

せめて、遊べる場所はこちらから子どもにしっかり周知すべきと質問しましたが、今後担当課ともはなしをしながらどのような方法がいいか含めて調査・研究との答弁でした。

ボール遊びについて様々な意見があるところ看板設置では解決せず合意形成他の対策を考える必要があることも質問。
公園の設置している近隣住民の意見も同じく多く頂いており、事案に対応をするなかで、特化して周知啓発をせねば被害を被っているといわれる近隣の方に理解頂けない状況もあり、そ慎重にどういう方法がいいか検討が必要と考えているとの答弁でした。

引き続き、ボール遊びについてはどのような解決策をはかれるのか考えます。

・拝島自然公園西側階段には手すりがあるが、東側の階段にはないため、設置すべきと質問しました。
河川敷になるので国の変更申請も必要であり、現在検討との答弁でした。
高齢者の健康維持にも関わるとの市民意見も頂いており、設置に向けた取り組みが進むよう注視します。