2023年6月一般質問:1-3学童クラブ(子どもの育ちを支えよう)
一般質問の動画が市公式HPから配信されました。
(1回目の質問は10分25秒ごろまで、その後対する行政の答弁があり、
2回目以降の一問一答の再質問は、27分37秒ごろ~最後まで)
→今回は、大綱2問、子どもの育ちと、昭島駅北口開発について取り上げました。
質問細目ごと分けて報告いたします。
子どもの育ちを支えよう
2022年の日本の出生数・出生率が過去最低水準と少子化に歯止めがかかりませんが、将来不安なく暮らしていける確信が持てない政治・社会状況、地球環境では当然です。
親が希望をもって出産でき、安心して子育てができる環境整備とともに、子どもに対しては、子どもの権利と幸せを保障し、地域社会で子どもの育ちを支えるべきと質問をしました。
【3 学童クラブについて】
3月時点で本年の待機児童数が98名と、前年の39名からの大幅増加が明かになりました。深刻な問題です。
現在、放課後子ども教室やファミリーサポートセンターを待機児童に案内しているとのことですが、そもそも生活の場としての学童との役割が異なります。学校の長期休暇も目前ですが、とくに長期休暇時は、就業中子どもが豊かな時間を過ごせる仕組みがなければ就労に支障が生じることもありえます。現在教育委員会とともに検討しているとのことですが、確実に対策すべきです。
あわせて、質の確保も欠かせませんが、保育の担い手である支援員から、支援員不足に伴う過酷な労働環境・安価な賃金に、働きたくても働き続けられないと切実な声を頂いています。このようではなり手が見つからず、学童保育の施策の維持すら難しくなります。
今後対応検討していくとのことですが、学童保育は委託事業であっても市としても実態を的確に把握し、委託先とともに即刻改善にあたるよう、注視します。