2023年8月 学校給食運営審議会を傍聴しました

学校給食運営審議会を傍聴しました。

令和4年度学校給食実施状況について、主には
・地場農産物使用
調理方式が従来の2つ(自校と共同調理場)から3つ(親子方式の追加)になり微増

・市の食育の状況
夏休み中のLet’s食育クッキング教室、食育シンポジウム、栄養士・調理員の研修等

・学校の食育の状況
給食の時間、委員会、学校行事や教科等における実施状況
等報告がありました。

質疑にでていた
食育クッキング教室については
昨年はあいぽっくで実施、本年は市内3つの小学校で実施されたそうです。
できれば全校展開を目指しつつ、それまでの過程では、東・西・中央の公共施設でも展開できれば子どもたちの参加機会が拡がりますね。

また、食物アレルギーについても、鶏卵と魚卵のデータを今後分ける確認、
社会課題のひとつとして全生徒にまず知る機会があってほしいこと等意見がでていました(現在は中学校の家庭科の教科書には記され、小学校ではなし)。

その他、
昭島市学校給食運営基本計画の令和4年度進捗度評価
学校給食費会計決算書
昭島市学校給食共同調理場整備事業の進捗状況
親子調理式移行に伴う給食に関するアンケート結果の報告がありました。

それらに対しては、
・食育を推進するために食育リーダーや取り組み内容の各校での明示
・栄養教諭に食育協力して頂くために提供内容の一覧の明示
・来年度からの新共同調理場稼働で食物アレルギー対応給食専用調理室が整備されることに伴い、
小麦の除去対応が加わるかの確認や異物混入しない環境確保、
アレルゲンごと分けた給食内容の提供が図られるかの確認や
新共同調理場の内覧・食育の実施
・学校給食費会計の収入未済額の世帯数内訳の明示
等、質問・意見がでていました。

市の取り組み状況が分かり、
委員の方々の問題意識も分かり、勉強になりました。

学校給食は、子どもや家庭へ大きな影響力があることはもちろん、
食材調達に目をむければ、社会をつくることにまでその影響が及びます。

学校給食については市でも工夫・尽力頂いていますが、
様々なニーズに対し、さらによりよい学校給食にしていくため何ができるのか
私も引き続き考えたい。