学童クラブ入会待機児童の居場所「マッテマステーション」を見学しました

昨日は、昭島・生活者ネットワークメンバーとともに
8月1日から共成小学校校舎内に設置された、学童クラブ待機児童の緊急対応の居場所「マッテマステーション」を見学しました。

マッテマステーションについては、8月の厚生文教委員協議会で報告があがりました。
事業詳細は以下の投稿の通りです。
https://hayashimaiko.seikatsusha.me/blog/2023/08/19/3158/

同事業の学童との大きな違いは
・おやつがない、行事がない
・夏休み中はある程度1日の流れを決めたりしたが、学期中は宿題の時間以外は基本的に自由で大人は見守り

お子さんがどのように過ごしているのか実際に見聞したいとの動機で見学をしましたが、
到着したときにはお子さん方は体育館で元気にボール遊びをしていました。

2学期以降19名の登録があるなか、放課後子ども教室と登録の併用ができることもあり、
昨日は8名のお子さん方がいました。
支援員と補助員は2名おり、5~6人でローテーションを組み見守りに入られているそうです。

学校の理解・協力により、夏休み中から体育館あるいは図書室の利用をしていたとのこと。
2学期以降は学童は体育館を使わないため一緒に遊ぶことはないようですが、
夏休み中は学童が一緒に体育館を利用することもあり、その際には分け隔て無く遊んでいたとのこと。

学校との連携で学校の資源も利用できること、ときに管理上分けずに他集団と遊べる環境は、お子さん方にとっては何よりですね。

校舎内のお部屋に戻ったあとは、支援員の方と楽しそうに遊ぶお子さん、
お友達同士で宿題をするお子さんなどおもいおもいに過ごしており、
その姿にほっと和みました。

別に学童クラブや放課後子ども教室と違っていたのは、保護者との連絡手段では、アプリを活用していること。
緊急時の連絡はアプリを通じてあるいは電話でと連絡手段の選択の幅があるようです。

今回は、すでに保育や介護事業を手がける企業さんがマッテマステーションを運営してくださっていますが、
培われたノウハウから、更に市の子育て支援をよくできないかという様々な気付きや提案ももっていらっしゃるように見受けました。
おっしゃっていたのは、親に余裕を生み出し、その余裕をお子さんとの関係性にあてるため
どのような支援をプラスして親の育児負担の引き算をしていけるかということ。

マッテマステーションの更なる充実とともに
前向きな企業さんの関わりや対話を通じて、
マッテマステーション以外の市の子育て支援がよりよくなる波及効果も期待します。