昭島市議会厚生文教委員会視察:石狩市のこども未来館あいぽーと
先月は、昭島市厚生文教委員会の行政視察がありました。
まず、石狩市のこども未来館あいぽーとへ。
放課後児童クラブ、
子育てひろばりとるきっず、
両親が仕事で不在だが児童クラブに入れなかった児童が無料で利用できるランドセル来館事業など展開されていました。
他にも、中高生や不登校児童生徒がこれる居場所としても意識されていたり
コロナ後開催されていないもののかつては学習支援や子ども食堂も実施。
子ども参加の取り組みも会館設置前からなされていました。
児童等へのアンケートと要望の反映、
愛称の選定、
こども会議や文化活動室(スタジオ)にかかるスタジオ会議などでの実践。
様々な事業の根底にあるのは、
館長いわく、
子どもの生きる力や体験活動をのばすこと。
入館した途端、子どもたちが運動したり読書をしたりおもいおもいに過ごす姿、
それを見守るスタッフの方々の姿が一望でき
児童館が子どもの育ちの拠点になっていました。
子ども参加はじめ、子どもの権利の保障を実践する児童館。
昭島市においても、子育て・子育ち施策において欠かせない視点であると提案してまいります。
※近接していた、石狩市民図書館もその場で急遽見学を受け入れて頂きました。
ベビーカーや車椅子でも手が届く高さの書棚が設置され見通しがよい空間。
利用可能なベビーカー・車椅子が入り口に並べられており、
本をいれて運ぶカートも自由利用が可能。
小さなお子さんが落ち着いて本を読めるスペースも素敵でした。
かゆいところに手が届く様々なサービス、魅力的な企画が実施されていました。
ちょうど布絵本の展示もなされていましたが
素晴らしい作品ばかりで皆で感嘆の声をあげていました。
館内には、地場産材も取り扱う喫茶コーナーも。
図書館というインフラをよりよく活かす事例をみせて頂き、ありがとうございました。