GLP昭島プロジェクト:11月18日交通に関する説明会に参加しました

昨日は、一昨日に続けてGLP昭島プロジェクトの説明会、質疑応答部分のみ参加しました。
(事業者からの説明部分については、以下報告をご参照ください。↓
GLP昭島プロジェクト:11月17日交通に関する説明会に参加しました | 林まい子 (seikatsusha.me) ))

昨日の主な回答は以下の通り。

物流車ドライバーのルートの厳守、また建設車両の周辺道路・コンビニへの待機については罰則は設けない。
定期的なテナント協議会で対応したり、建設中は周辺に迷惑をかけないよう指導徹底。

交通量について渋滞が何分と時間で示す説明(旅行時間)については、示すのが難しく、今回はこのような数字でしか示せない。

●今回と同程度の規模の物流施設開設後の問題点の質問については、現在相模原(昭島の6~7割規模)、流山(面積としては昭島に2割プラスした規模)、関西で建設進行中の3件があるが、相模原・流山とも最近できたばかり。トラックが増えたというはなしはでており、地元自治会、流山については8棟の施設内に入りこむ高校とも課題を共有し対応しており、事例としては流山で最近信号機を設置。
その他、内容は多岐にわたっており近隣とのコミュニケーションを頻繁にとっている。

●自治連ですでに行った説明については他の議題もあるため説明のみとなった。質問は各ブロックから個別に伺う。声がけされたブロック長役員会には伺い対応をはじめているが、声かけあればはせ参じる

●なぜ物流施設が市街地で建設されるのかについては、物流そのものの数が増え、物流インフラが社会的に必要。これまでは山の中やインターそばにあったが、生活の近くに建設されることでどんどん早く物が届く。意識して住宅に入っていく。

交通量データのもととなる調査日は令和3年7月6日(火)夜19~翌19時までの24時間。緊急事態宣言が解除され、落ち着いたときに関係機関と調整の上実施。
通常は1日の調査が一般的であり、交通調査はずっとやるものではない。1日はかりデータがおかしくないかチェックして対応するのが一般的。
交通量調査は一般的には平日しか実施しないが、今回については休日も実施した。
現状、休日の車両通行が多いが、今回の計画の影響は平日にくると考え、休日の検討をするまでではないと交通コンサルとして考え、平日のデータで協議をしている。

東西道路の生物多様性への影響については、環境影響評価で地域の動植物調査をし工事の影響整理等について行政とも相談しつつ図書をとりまとめている。

混雑対策の誘導員は施設入り口に混雑時(7~8時台、出庫は11時台)に配置。
施設によっても混み具合が異なるため、運用をみた上で減らしたり増やしたりする。

●GLPとしてはこれまでの意見を踏まえ計画変更し、意見を踏まえ考えて調査をしている。今回も意見踏まえて内容考え説明。案内状のQRコードも意見踏まえた。

●1日あたりの発生交通量片道5,800台は、施設規模から割り出す数。明確な数字がでてから総量を減らすことを考えるが、ひとつは通勤車両を減らすことでピーク時のバッティングが減るとシャトルバス運用を検討。通勤車の2~3割を削減できた事例もある。ただし、通勤者がどこから来るのか分からず、正確に何割・何台減らすと答えにくい。

●市とは協議を継続しており、途中段階ではなくまとまった時点ではなす。

排ガス対策として、浄化装置もしくはEVトラックなど義務化できるかについては、入札要件にはできないが、施設をつくる側としてやっておくべきことは、徐々に増えててくるであろうEV車を充電できる施設をつくったり、電気容量の余裕をみること。
また、工事中のCO2排出については、施行会社とはなし指導する。

ガードレール、歩道橋などの安全対策については行政ともはなしをするなかで前向きに検討していく。

事業者からの情報提供内容、2日にわたり市民の皆さんからでた質問とそれに対する回答を踏まえ、
課題整理に繋げてまいります。