多摩地域有機フッ素化合物汚染を明らかにする会・昭島の学習講演会と映画上映会に参加しました
多摩地域有機フッ素化合物汚染を明らかにする会・昭島の学習講演会に参加。
京都大学医学研究科環境衛生学准教授 原田浩二さん、
会の水対策・調査チーム 長谷川博之さん、
昭島相互診療所PFAS相談外来担当医 大山美宏さん、
会事務局の渋谷直さんからそれぞれおはなしがありました。
いずれのおはなしを聞いてもまず思ったのは、水しかり血中濃度しかり、実態把握が欠かせないということ。
そうでなければ必要な対策がとれません。
資料配付された、社会医療法人社団・健生会PFAS専門委員会の
PFASガイドブックは、PFASの概要・問題点・対応が非常に分かりやすくまとめられていました。
HPからもダウンロードできます。
https://www.t-kenseikai.jp/honbu/post-3699/
その後、別途PFAS汚染のドキュメンタリー映画「水どぅ宝」の映画上映会がありました。
https://www.otv.co.jp/information/info/mizudoutakara/
沖縄・多摩での汚染の状況、米軍基地との関係等改めて考えさせられましたが、分かりやすい内容でした。
約11分のダイジェスト版は以下URLからもご覧頂けるようです。
https://youtu.be/8A8g17BzRX4
昭島市においては、3箇所の給水栓水(蛇口)での測定結果はいずれも国の暫定目標値内です。
https://www.city.akishima.lg.jp/s108/010/010/010/030/20230207162954.html
しかし、市民団体による血中濃度調査結果では、調査協力した市民の血中濃度は必ずしも低くありませんでした。
昭島・生活者ネットワークでは、3箇所の測定に限定しない、全水源井戸での測定実施や
浅井戸での調査を求めています。
市民のさらなる安心や広域連携しての汚染対策にも繋げることができるはず。
今後も市独自での取り組みを強化するよう求めてまいります。