2024年3月一般質問:大綱1「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実について

一般質問の動画が市公式HPから配信されました。

→任期中は市公式HPから動画を視聴頂けます。

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/akishima/WebView/rd/speech.html?council_id=48&schedule_id=3&playlist_id=2&speaker_id=29&target_year=2024&fbclid=IwAR2I8Mdf3nFVn_YB76ebwx_7VPTJ72PVva3-kpF4_wQMEj44wPREuV2Cz4g

持ち時間は60分です。1回目の質問は12分ごろまであり、その後対する行政の答弁があります。
1回目の質問と対する行政答弁の文章は、以下の昭島・生活者ネットワークブログから報告しております。
https://akishima.seikatsusha.me/blog/2024/03/28/2153/ 
2回目以降の一問一答の再質問は、上記動画の35分ごろ~最後までとなります。

→今回は、大綱3問、学校教育、防災、GLP昭島プロジェクトについて取り上げました。大綱ごとに分けて報告いたします。

大綱1 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実について
経済先進諸国では、経済的な豊かさに加えて、精神的な豊かさや健康まで含め、幸福や生きがいを捉える「ウエルビーイング」が重視されています。

日本においても、昨年閣議決定された教育振興基本計画で「持続可能な社会の創り手の育成」及び「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を基本的な方針として掲げました。

しかし、中央教育審議会の答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」においては、
「みんなと同じことができる」「言われたことを言われたとおりにできる」これまでの画一教育は、
子どもたちの主体性を失わせ、同調圧力に繋がっていると問題提起しています。

実際に、子どもたちのいじめ・不登校数や教職員の欠員数の実態からも、教育現場でのウェルビーイングが充分でないことは明かです。

国が今後必要とする、
それぞれの発達・個性、興味関心に応じた「個別最適な学び」、
自ら課題を発見し、自分の強みを活かしながら他者とも協働し、課題解決に向かう「協働的な学び」の充実を通じたウェルビーイングの達成に昭島でも取り組む必要があります

◆昭島市の「楽しい学校づくり」とは?成果の確認は?
昭島市 は 教育施策の基本的考え方で「児童・生徒が学んで楽しい、先生が教えて楽しいと実感できる、楽しい学校づくり」を掲げています。

ウェルビーイングを、市では「楽しい」と表現し、大きく打ち出しているはずと捉え、
まずは「楽しい学校」とはどのような状態を示すのか確認。

児童生徒が安全安心な教育環境のなかで人と繋がり
を感じながら学習に取り組み、「わかった」「できた」という実感や自信を味わえることや、
先生は自らの指導により児童生徒がいきいきと学び、一人ひとりの成長や学級、学年集団の成長を感じられる学校であり、
そのようななかで児童生徒が多様性を認め合い自己有用感を感じながら笑顔で過ごせる学校との答弁でした。

私自身は、どんな子もそのままで尊重される、また失敗してもいいトライアンドエラーが許される安心感が大前提にあった上で、
主体性や自己決定を重視され、その子にあった学びを、学内外の人々と関わりあいながら深く発展させている。
先生については良好な労働環境、保護者や地域との関係性が土台にあった上で、子どもの成長実感があり、誇りややりがいを持っている状態が、
児童生徒・先生ともに楽しい学校と考えますが、
このように、「楽しい」という言葉はややもすると漠然としており、一人ひとりのおもう具体像が違う可能性があります。

市として楽しい学校づくりを重視するのであれば、
子どもや先生たち当事者とも考える機会を設けたり保護者にも周知を図り、まずは共通認識を持ちながら実現すべきです。

その上で、「楽しい」状態が達成されているかをはかる指標を検討すべきと意見しました。

◆「個別最適な学び」「協働的な学び」をさらに進めよう
また、「個別最適な学び」「協働的な学び」の取り組み状況の質問に対しては、
学習指導要領にも定められ教育現場では共通認識や見通しをもって取り組んでおり、
教育委員会も学校訪問で確認しているとの答弁でした。

しかし、学校間でその取り組みに差があることを実感します。

一方で、新しい学びに積極的に取り組む学校もでてきており、
教育委員会も伴走して、子どもの変化含めた検証をした上で、ノウハウを蓄積し、学びの定着や新たなチャレンジを応援することを求めました。
教員の働き方改革にも資するはずです。

教育委員会がリーダーシップをとりながら、学校から昭島の子どもたちや先生方、さらには地域全体のウェルビーイング向上が図られるよう今後の取り組みを注視します。