生活者ネットワーク子ども部会学習会「こども大綱、東京子ども未来アクション」に参加しました

生活者ネットワーク子ども部会の学習会があり、参加しました。
テーマは、「こども大綱~中間整理~/東京子ども未来アクションをどうみる?」。

講師は、
・川瀬信一さん (一般社団法人子どもの声から始めよう代表理事、公立中学校教員、 内閣官房子ども家庭庁設置法案等準備室政策参与 )と
・林 大介さん (浦和大学社会学部准教授、模擬選挙推進ネットワーク代表、 子どもの権利条約ネットワーク事務局、首都大学東京特任准教授)でした。

◆それぞれに 2023 年9月に公表された「こども大綱~中間整理」と、7 月に発表さ れた「東京子ども未来アクション」について、お聞きし、「子どもの声を聴く」ことを目的とした学習会でした。

◆市民相談対応のあと、終盤のみの参加になりましたが、
自分が社会の一員なんだと、
忖度するのではなく社会に働きかける民主主義の担い手をつくる場面を
どれだけ確保していけるかという意識が求められるとのこと。

この際学校が果たす役割は非常に重要であり、
教員向けの子どもの権利学習を実施すると同時に
先生が安心して取り組めるよう周囲は批判するのではなく後押しして盛り上げることが大切であるとのおはなしがありました。

子どもは最初から意見をいえなくても自分の意見が求められている、聞かれている、待っていると徐々に意見をいえるようになっていく。
工夫して心理的安全性をつくることを心がけ少しづつ改善し、
意見を安心していえる場をつくることが必要。
論破ではなく、考えていることが違うから社会は面白い。
そのためにもファシリテーター養成が必要であることもはなされていました。

12月議会で取り上げた、子どもの意見聴取の質問と重なる内容でした。
引き続き、子どもから大人まで、市民の意見聴取の必要性を訴えていきたい。