GLP昭島プロジェクト:2024年9月都民の意見を聴く会
昨日は、東京都環境影響評価制度に基づく、都民の意見を聴く会がありました。
環境影響評価審議委員からは、安立委員(森林生態学、生態系生態学)、廣江委員(音響工学)、宗方委員(建築環境学)の3名が参加。
1人最大15分で24人が公述なさいました。
10時に始まり、午後には2回の休憩を挟み、終了したのは17時45分ごろ。
1日がかりでしたが、どのご意見もとても貴重なもの。
パネルを駆使したり、様々な工夫をしながら意見を伝えてくださいました。
24人の公述を通して大きく共通する想いは、
◆計画そのものが昭島での受け入れキャパを超えている。
いち事業のために市民の安全安心や命、ひいては地球環境が破壊される規模である内容はいかがなものか。
◆ここにいたるまで住民との信頼にたるコミュニケーションをとれておらず、人権尊重されている感覚も市民が持てていない。
◆人間以外、動植物への目線も圧倒的に足りていない。
◆環境影響評価制度にのっとり提出された図書には直近の見解書にいたるまで不備があり、
回答内容も不誠実である。評価書案の再提出を求めたいレベル。
今回の開発の課題を再整理することができました。
市議会での発言機会に活かします。
お忙しい合間をぬってどう表現するか熟考し、
お時間・エネルギーを使って伝える労をとってくださった公述人の皆様には
敬意を表します。
昨日の記録は、今後、区市町村、環境影響評価審議会委員に共有されるそうです。