2025年9月決算審査特別委員会:土木費・消防費(歩道へのいす設置、GLP昭島プロジェクト、オストメイトの災害時対応)

続けて、土木費・消防費について報告です。

◆歩道へのいす設置
「健康維持のため歩きたいが歩道に椅子がないと外出が難しい」とのお声を度々頂くなかで、
歩道へのいす設置について市の考えを質問。

例えば、世田谷区では部署連携し「座れる場づくり検討会」を設け
「世田谷区路上ベンチ等設置方針」を策定していますが、
既存研究に基づき、「座れる場が100m~200m程度の間隔」と
その整備目標で掲げています。

○市でも部署連携しいす設置について検討すること
○市が都のまちづくり条例に基づき設置可能な歩道(設置後幅員3.5m)を精査するには膨大な作業量が発生するであるうことから
例えば期間を決めて市民意見を募り設置の検討をすること
を提案しました。

◆GLP昭島プロジェクト
総務費で他の委員さんが今後のデータセンター建設に備えた用途地域の見直しを質問なさっていましたが、
用途地域での対策には限界があり国の法整備が必要という趣旨のご答弁がありました。
各地で市街地での乱開発が問題視されており国の法整備は必須と私も考えますが、
自治体ができることとしてはまちづくり条例が必要と改めて捉え
現在条例検討中とのご答弁が度々あるなかで策定時期を質問。

また、9月23日深夜、計画地で重機が動く様子を目撃した市民の声が寄せられています。
他の委員さんがたの質疑も聞き、
盗難が発生しておりGLPは被害者の立場であることが分かりましたが、情報にアクセスした市民の不安と不信感が高まっています。
詳細報告まではせずとも何らかの説明が必要と意見しました。

◆オストメイトの災害時対応
近隣では、災害時の発生によりオストメイトのストマ用装具が入手困難になる場合に備え、
市が一時的に保管する事業である「ストマ用装具保管事業」に取り組む自治体があります。
市でも検討することを求めました。

同時に、各地の学校避難所運営マニュアルでのオストメイト対応の位置づけも求めました。