千葉県のデータセンター建設計画に対し住民運動をなさる方々へのヒアリング:②柏市
白井市に続けて、柏市についても報告します。
②柏市布施南地区
柏市では、住宅地に隣接するデータセンター建設計画があり、
室外機の騒音、非常用発電機の騒音や排気ガス、地下に大量に備蓄される重油等、
住民が大変危惧しているとの報道が2022年にありました。
https://note.bs-tbs.co.jp/n/n40063c25b341
その後の状況を見聞いたしたく、柏市でも住民の方々にお時間を頂きました。

データセンター4棟の建築計画のうち、2棟が建設済みで、約31メートルの建物高さによる日影が大変問題視されていました。
また、実際に現地をみて、非常用発電機が大型であり、
さらにデータセンター1棟につき複数台建ち並ぶため、
データセンター建屋のみならず非常用発電機にも相当な圧迫感があることが分かりました。
さらに、非常用発電機の毎月の定期点検等稼働時には、
振動や騒音以外にも、黒煙がたちのぼり、異臭を伴う排気ガスが広範囲にひろがるため窓も開けられないなど、
深刻な環境影響を訴えられており、
非常用発電機が5基一斉に稼働した際、簡易測定ではあるものの騒音レベルが67~72dBの状況まで生じたとのこと。
非常用発電機の環境影響に対し
早急に防音壁をつける、
なかから減音装置をつける、
また排煙については排気筒を高くするなどの対策を協議なさっていました。
一方、この「協議」の仕組みは、柏市の事例から見習うべきと捉えました。
民間事業者による開発でも、
施設運用開始前から住民、行政、建設会社や特定目的会社が参加する協議が毎月実施されているとのこと。
実際に工事開始後、
●大型車両走行による生活道路破損
●通学路の交通安全確保
●5m幅員交互通行不可で一般車両30分ほど停止状態になるレベルの交通渋滞など
諸課題が発生しており、
さらに建設進行に伴い
●日影
●工事騒音
●大型工事車両の早朝搬入時の騒音対策など
新規課題も続出。
現在は主には
●非常用発電機の騒音・排ガス
●電波障害
●建築物の圧迫感改善のための植栽
につき協議を進めているそうです。
想定しない課題の噴出がこのように実際におきているケースがあることだけ考えても、
協議の場の必要性を再認識しました。
12月議会では、白井市・柏市での見聞をしっかり活かすべく
●これまで議会のなかでしっかり取り上げしきれていなかった非常用発電機・重油等リスクへの対策
●これまで継続して取り上げてきた協議の場の必要性
を重点的に取り上げました。
別途、議会質問の報告についても投稿いたします。

