2026年3月:昭島GLPプロジェクトの環境負荷の低減にむけた施設運営協議会に関する陳情に係る討論
日程第31陳情第2号 昭島GLPプロジェクトの環境負荷の低減にむけた施設運営協議会に関する陳情について、みらいネットワーク会派を代表し、委員長報告に対し反対の立場から討論を行います。
本陳情は、同プロジェクトが、環境基準、環境負荷などの観点から甚大な影響を及ぼす可能性があること、また建設工事段階における各種の問題発生についても、大勢の市民が危惧をいだいている状況であることを踏まえ、施設運営協議会に関し、要望するものです。
要望の一点目は、施設運営開始以降に予定される、「地域代表、行政、GLPによる施設運営協議会」を「環境配慮事項」等の解決に向け十分機能させるとともに、建設工事段階の諸課題にも対応するため、同じ構成での準備協議開始を求めるものです。
市の総合基本計画でも目指される「協働のまちづくり」は今後まちづくり条例制定により新たな仕組みが構築される見込みではありますが、残念ながら条例の効力がGLP昭島プロジェクトには及びません。同プロジェクトについては、市民、行政、事業者の協働を実現する肝になるのが、この協議体であることからも、速やかに準備協議を開始すべきです。
次に二点目として、排熱・排煙などの「環境配慮」の可能な全項目についてモニタリングを求めています。東京都環境影響評価制度上、事業者による測定項目はありますが、アセス対象「外」で懸念される環境影響もあるのが実情です。日本最大規模ともいわれるデータセンターも含まれる建設計画であるからには、市の環境基本条例・環境保全条例に基づき、市も積極的に情報収集を行う姿勢をもち、着手できるデータ収集から計測をはじめ、モニタリングすべきです。
次に三点目として、環境負荷低減等のため施設運営協議会の運営にあたっては、市民の意見を反映させるための「市民の申し出」制度をつくることを求めています。今後協議会が設置されるとしても、人選にあたって課題が生じる可能性があり、そもそも関われる人数は限定的であると捉えています。行政として、市民参加・市民参画を拡げることを重要と考えるならば申し出制度は併せて検討すべきです。
次に四点目として、建設工事段階での、車両の出入り、工事時間帯等の問題についても、協議対象とすることを求めています。先日千葉県柏市のデータセンター近隣住民へのヒアリングへいった際に、建設工事段階において近隣に多大な影響が次々生じていたことが分かりました。市においてもすでに造成工事の段から、市民より様々なお声が寄せられるなかで、事前協議を速やかに始め、建設工事についても協議対象にすべきことはいうまでもありません。
以上により、本陳情については採択すべきものであり、委員長報告に対し反対の討論とさせていただきます。
