「子育ち子育てを一緒に学ぼう! 子どもとメディア」

昭島にある、親と子の自由空間ほっとにて、
「子育ち子育てを一緒に学ぼう! 子どもとメディア」の企画に参加しました。
https://www.facebook.com/events/362064317676526/
 

日本小児科学会および日本医師会による年齢別のチラシ

 
ご自身の子育て経験はもちろん、子育て支援のプロとして現場でのご経験も豊富なほっと運営主さん。
 
この数年メディアの普及から、親と子の接し方が激変してきていることを実感。
乳幼児メディアアドバイザーの資格をとられた上で、メディアとのつきあい方について考えてみる講座を企画くださったとのこと。
 
最近の子どもの体力低下、発育状況、人気のテレビ番組の内容、養育に係るアプリなどの実例を踏まえた上で、
○乳幼児、小学校、中学校、高校とそれぞれの発達の流れに応じたメディアの必要性とつきあいかたについての対処案
○言葉によるコミュニケーションを大切にするツールとしてのアナログゲーム
についてお話くださいました。
 
・大人にとってもつきあい方が難しいメディアですが、まずは大人がモデルとなるつきあい方をする努力をする。
・子育てに困難を感じた上でのメディア利用であれば、母親だけが頑張るのではなく家族でチームを組み解決をする。
・メディアは、content(内容:不確かな内容)、
contact(接触:有害な情報に頻繁に触れると抵抗感が減る)、
commerce(商業:広告とその先にある商業)
の特性があることを理解した上で、
子育てで困ったときには対メディアではなく、対人間の関係性を築いておければベター。
 
以上の理解を土台として、子どもとも話し合いながら我が家のルールを再検討、
必要応じた随時の調整を通じて、何かあったときに子どもから相談してくれる信頼関係を日頃から意識して構築しておけたらと思えました。
 
スマホ育児率は増加との調査結果があります。
https://berd.benesse.jp/up_images/publicity/press_release20171016_2media.pdf
 
子どもの誕生後、待ったなしの育児が始まるとメディアとの接し方をゆっくり考える余裕を持つのが難しいことが想定されます。
 
妊婦のうちから、子どもがメディアに接するときのメリットデメリットの把握し何を自分が優先するかの判断基準となる情報、
同じような状況の方と気軽に相談・話し合える関係性を持てるきっかけとなる場・企画が行政サービスにあればと思います。