2021年12月議会一般質問 大綱2「空き家を地域資源として活用しよう」
12月議会では、大綱2問、主権者教育と、空き家対策について質問をしました。
(全質問は、以下URLのインターネット映像配信からご確認頂けます。
1回目の質問と市からの答弁のあと、
22分20秒ぐらいから一問一答の再質問が始まります。)
大綱ごとに分けて、主権者教育に続き、
大綱2 空き家を地域資源として活用しよう
細目1 空き家の利活用の取り組みについて問う
について報告をします。
【質問の経緯】
空き家の利活用が進む日野市へ視察へいったところ、
空き家を拠点に、周辺住民が繋がり、更には市民協働のまちづくりにまで繋がっていました。空き家を地域資源として活かすべきと取り上げました。
【質問趣旨】
利活用を進めるための具体的施策として、不動産との連携、空き家所有者と利用者のマッチングが必要であると質問。
耐震化の課題についても、日野市の対策事例を紹介しました。
更には「住まい」への利活用の視点が必要であることを確認し、
最終的には、現在改訂が進む住宅マスタープランにできる限り具体的に盛り込むことを求めました。
【答弁に対して】
◆空き家所有者に対し、不動産と連携して支援にあたる考えがあるか質問。不動産の専門家の知識や知見が必要であり、今後検討との答弁でした。
日野市の事例では、市が仲介することで、空き家所有者は安心して相談をすることができ、また、遠方に住まう方の相談しやすさにも繋がるようです。積極的な検討を求めたい。
◆一方、空き家と利用希望者とのマッチングを市がすることについては、
空き家利活用全般について現状未定の状態であり、現在取り組み中の住宅マスタープラン改定にあたって外部委員会のなかで「住宅ストックの活用」という視点で検討・議論をしている最中である。
プラン策定後、空き家等対策計画も策定するなかで具体的に検討との答弁でした。
また、暮らしや命を守るセーフティネットの視点から空き家を住まいとして利活用するか確認をしたところ、まず所有者の意向を踏まえるとの答弁。
委員会等含めた様々な意見を踏まえて計画策定はなされることは必須ではありますが、策定に当たっては市としても一定の具体性・指針をもった上で素案を示し、利活用を推進するべきです。