令和6年度予算審査特別委員会3日目③:介護保険特別会計

教育費に続き、介護保険特別会計について報告します。

◆高齢者の自立支援・重度化防止等に向けた保険者の取り組みに対する財政的インセンティブである、
保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金があります。

介護予防は最重要課題ではありますが、交付金を得るために必要なサービスがいかないといったサービス抑制に繋がらないよう求めました。

◆各地域包括支援センターについて、地域によっては定員に満たない地域包括があると9月決算審査で確認。
その後の状況を確認しました。

まだ欠員が生じているようですが、超高齢社会を迎えるにあたって非常に重要な拠点です。
人員確保への取り組みを求めました。

◆市では次年度介護保険料を値下げする英断をしました。
一方、介護の人材不足や、2024年度の介護報酬改定で訪問介護が危機的な状況であり
基礎自治体の事業者への支援策も勧めるべきです。

9月の一般質問で初任者研修実施を求めたところ、検討との答弁であり進捗を確認しました。
都の補助事業を引き続き検討中との答弁でした。

予算審査・決算審査では毎回質問時間が足りず、
議会運営委員会においても会派要望で質問時間増加検討を求めていますが、実現しません。
引き続き質問時間については、充分な時間確保を求めてまいります。