新型コロナウイルス感染症と、ニュース発行について

流行が深刻化・長期化する新型コロナウイルス感染症につき、ご逝去なさった方々のご冥福と、重症化している方々の1日も早いご回復を切にお祈りいたします。

◆昨日は首相から緊急事態宣言が出されました。

みらいネットワーク会派(青山秀雄代表、篠原有加議員、林)で昨日急遽会議をし、3人に寄せられた市民の皆様のお声を大まかな項目にまとめ、市へ要望書を提出しました。

項目は以下の通りです。

―正確で迅速な情報発信に努める。

ー市の危機管理対応窓口でもある防災課に担当部長席を設ける。

ーコロナ対策のワンストップ窓口の設置をする。

ーコロナウイルス感染に対する市民の相談窓口の健康課と保健所、医療機関との連携強化をはかる。

ー医療崩壊の回避に向け市民への周知、啓発を徹底する。

ー国の助成や補助対策等市民に分かりやすく説明する。

ー無料法律相談を始め、従来の相談窓口を再開、相談体制を増やす。

ー保護者・保育者の不安の声に応える、学童・保育所での実態調査を行い、運営体制を整える。

ー虐待・DV増加を未然に防ぐよう、相談体制を整え、関係機関との連携を強化する。

ー子どもが休校中も学びを継続できるよう、動画配信含めさらなるインフラ整備を行う。

ー事業者・当事者・ケアラーの声を聞いての、高齢者・障がい者への施策に万全を期されたい。

ー雇用調整助成金、休業補償の枠を拡大するよう国へ求める。

ー緊急事態宣言は、新型コロナウイルス感染症対策に限り、人権に十分配慮した対応がとられるよう努める。

要望提出時、主には以下を伝えました。

青山代表:現在市の相談窓口が中止となっているが今こそニーズが増すときであり整備を

篠原議員:市民が混乱しないよう、正確で迅速な情報発信を

林:週末外出する方が多く、そもそも「防災無線が聞こえない」との声が届くなか(高齢者層中心にインターネット媒体の発信はキャッチできないこともあるはず)、情報の届け方の模索を

今後も、皆様のお声をぜひみらいネットワークまでお寄せ下さい。

◆私のところには、特に子育て中の保護者からの声が届き、それらを集約して随時学校教育部にお伝えしています。

2月の首相の休校要請時には、医学的エビデンスなく急な要請であった背景もあり

学びの継続や子どもの居場所確保を重視して、休校解除、校庭開放、給食再開を求める声が多く、

保護者がそれらをまとめた要望書提出に篠原議員と同行しました。

しかし、流行の状況の深刻化に伴い、保護者の受け止め方も変化。

いまは学びの不安、再開後の不登校の心配、親子のストレス増大による虐待、給食がないことでの食への心配、就労の困難さの声が届きますが、

学校再開が感染拡大に繋がらないか心配する声が最も多く届いている状況です。

「家庭判断で欠席しても、欠席扱いにしない」などの配慮を保護者に分かりやすく伝え安心頂く必要があります。

緊急事態宣言を受け、先週定まった学校の今月の運営方針にまた変更が生じる可能性が高いですが、

いずれにせよ、長期化する休校措置に対して、子どもたちの育ち・学びをどのようにして守れるか、親支援はじめ考え続ける必要があります。

なお、学びについては、昭島市にはくじラーニングがありますが、PC・タブレットがないご家庭には利用しづらいとの声も。

アクセスしやすい学びのインフラ整備、すぐの整備が困難な場合は外部リソースでも構わないので学ぶヒントを与える情報提供を早急に考える必要があると思います。

◆市のコロナ関連の情報は、HP上で随時更新されています。

https://www.city.akishima.lg.jp/s002/030/040/020/20200221115148.html

市内の感染者把握については、東京都から報告を受けているとのこと。住所等所在地は、混乱を防ぐ趣旨で開示されていないようですが、自治体ごとの感染者数は、こちらから確認できます。

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/index.html

※みらいネットワークでは、年間の活動報告レポートを発行しました。市政へのご要望のハガキもつけております。

※昭島ネットワークでも緊急事態宣言前の発行目指し、急遽直近議会報告兼ねたレポートを発行しました。

市のコロナ相談先も一部記載、ご紹介しています。

※日常的な発信は、FBを活用しています。

https://www.facebook.com/%E6%9E%97-%E3%81%BE%E3%81%84%E5%AD%90-298606300868004/