八王子・生活者ネットワーク主催、「教えて!山田センセー @zoom」に参加しました
「広報あきしま」10月1日号掲載されていた9月15日付け接種状況では、2回目接種が50%を超えました。
私自身は、何度も発信をしているように、行政が必要なのはメリットデメリット双方の情報を市民に提供すること、
対する市民が各自で情報精査した上での接種有無は尊重されるべきの考えでぶれず、今後ぶれるつもりも全くないのですが、
打った、打っていない、打たないの違いを意識する人は多い印象で、それが差別などに繋がることを非常に懸念しています。
今春、昭島でも学習会でお話してくださり、ワクチン被害にも関わってこられた八王子中央診療所の山田真先生が、
(該当記事はこちらです→ 八王子中央診療所 山田真先生のワクチン勉強会を開催しました | 林まい子 (seikatsusha.me) )
昨日、八王子・生活者ネットワークの企画でお話なさるとのことで、その後の先生の認識を知りたいと参加。
新型コロナワクチンのみでなく、感染症対策、予防接種全般他、おはなしを伺うことができました。
以下報告のトピックについては、市民の方々との会話にあがることが多いものもありました。
こちらを読んでくださった皆さんに、全てにおいて賛同を求めるつもりは毛頭ありません。真逆の捉え方でこれまできたかたもいて当然ですし、接種済みの方においてはご気分害する方もいるかもしれませんが、こうした考え方もあるのだと冷静に捉えて頂けることを願います。
私自身、先生が教えてくださったことについて、その根拠情報の収集に努め、その他メリットデメリット双方の情報に引き続きアンテナをはりたいと思います。
【新型コロナウイルス感染症について】
コロナに対する調査や研究が殆どされていない(一部の医療機関でなされているが、公的な調査はされていない)。
ワクチンについても、殆どアメリカでファイザー製薬が実施した結果しかない。
日本で新たな調査研究をやることなしのワクチン導入であり、アメリカ人と日本人との体格の差、年齢や体重の差についてなど、先生も質問を受けたが、データがなく答えられなかった。現状、医者によってもいうことは違う。
【マスクの効果】
専門家、西村秀一さんによると、接触感染はほとんどなく、飛沫感染。
ウイルスはマスクの隙間を通る。ただし、ウイルスそのものが飛んでいくのではなく、ウイルスを含んだ唾液、飛沫が飛んでいく。マスクで一定の予防ができるとは思っている。
ただし、マスクを学校でしたくないという方の相談も受けている。
学校のマニュアルも、苦しいからしたくない子に強要するなとは書いてある。
(こちらのマニュアルと思われます。 学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~:文部科学省 (mext.go.jp) )
また、熱中症の時期はマスクはなるべく外す。
基本的に、ある程度距離がとれる状態ならマスクはしなくてよいと書かれている。
大事なのは、子どもがつらいから外したいといえる雰囲気。
実際、学校でどの程度クラスターが発生しているか、学校の報告があまりでてきていない。
クラスターがでたところできちんとした調査をするともっと安心できるデータが得られるが、なされていない。
【自然免疫】
人間の身体は自然に治る力を持つという、いわゆる自然治癒がこの10年ほどで改めて見直される(例えばケガの治療法で、今までとは全く違う湿潤療法がでている)。
また、アルコール消毒について、本来は水と石鹸で充分落ちるので、使わなくてよい。小学校向けのマニュアルでも消毒薬はなるべく使わないほうがいいと書いてある。ある意味、安易に使われている。もともと我々の身体の常在菌があり、他の病原菌から守ってくれているが、アルコールはそれを減らし、抵抗力自体は落ちる。
自然免疫という最初の防波堤が役に立っていることも分かってきて、最近脚光をあびるようになった。
ただし、わざわざ抗体をつくらなくても自然免疫の力を強くすればよいというはなしについては、免疫を強くする方法はないと免疫学者はいっている。サプリで免疫力を高めるというのはあまり信用しないほうがよいといわれてもいるが、免疫力をあげるというより、落とさないことが大事である。
身体を動かさないのは免疫を落とす。家にひきこもるのは免疫力が落ちるため、なるべく普通の生活をし、免疫力を落とさないことが大事である。
【抗体について】
コロナにかかったあと抗体ができないのは何故かと思うが、検査では、実際は抗体があるのに陰性がでたりも何%かある(PCRや抗原検査等でも、ひっかからないのもあるのと同様)。数回検査をすると結果は異なるかもしれない。
ワクチンを打つならワクチンを打つ前に抗体をもっているか調べるのが普通ではないか。
また、抗体検査は、コロナ感染の早期発見にはならないものの、
感染経路が分からない場合、抗体検査を濃厚接触者など一定の範囲で実施するとどのようにうつるかがわかったはず。家庭内で療養している人が、家庭内で実際どれだけ家族に感染させたかで発病率の検討がつくが、抗体検査まったくやっていない。
本来は、予防接種を打った人についても、全員できなくとも、1万人ぐらいの集団をとって抗体を調べると、実際に効果がどれくらいあり、どれくらいの期間持つかもわかるが、いまのところそうした調査をしていないため分からない。
調べもせず、追加でどんどん接種の流れとなる。
【ウイルスについて】
今までの常識でいえば、概ね約2年で収束する。ウイルスは、人間と生きていかないとしょうがなく、相手を殺すのではひろがれない。約2年でウイルスも折り合いの付け方が分かる。
インフルが長年生きているのは、折り合いをつけているからである。
細菌も放っておけば穏やかな細菌になるのが普通であるが、攻撃すると強くなる。
ワクチンや抗生物質で攻撃すればと、それに負けないよう変わる。
【3回目の接種について】
今までのワクチンも回数については根拠があるようでない。
1万人の人について打った人、打たない人でどのぐらいかかるか、違いがでればある程度わかるのではないか。
【12-17歳接種について】
アナフィラキシ-は若い人が多いと最初からいわれており、先生としてはおすすめはしない。
※なお、八王子市では、ワクチンクーポンに八王子医師会から推奨しないと読み取れるお手紙が入っているそうです。
【副反応疑いと報道と、子宮頸がんワクチンについて】
異物であり、身体が反応することは確かであるが、副作用が強いほど免疫が強くつくというというのはどうかと思う。
国の検討委員会が定期的に開かれ報告がされているが、
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
10月1日時点で、死亡は、ファイザー社ワクチンについて1,157例、武田/モデルナ社ワクチンについて33例。
無視できない数であるが、因果関係は認められていない。
約半年たっているが、今だに情報不足で評価できないままである。
恐らくは、このままの状態でいくのであろうと思われる。
死因で驚くのは、例えば、ファイザー製では溺死が15例。
溺死は珍しく、15例は多いのではないか。
検討委員会で検討されたことは、それなりに大事なことであるが、メディアも触れていない。
このような状態では、まともな評価ができないため、先生としては患者に打ったほうがよいかと聞かれると、怖くてすすめられない。ただし、地方自治体からは、責任は地方自治体にあると何度もいわれてはいる。
もうひとつ気になるのは、子宮頸がんワクチンの経験。子宮頸がんワクチンが始まったころ、養護教諭の先生方が、ワクチンを打たれた子があまりの痛さに倒れることが結構あるとのことと言っていた。今までそのようなワクチンはなかったので、それだけの反応がでて大丈夫かと思っていたところ、その後寝たきりになったお子さんもいる。
専門家の多くは、あの世代では、打たなくてもよく起こる症状でワクチンのせいと言えないというが、被害者に一人でも会って言っているのか。普通に生活して起こるなら社会問題になってしかるべき。
そういう意味では、今回のワクチンも、アナフィラキシーの出方含め、異常なワクチンである。今まで翌日は仕事を休むつもりにしろというワクチンもない。アナフィラキシーの準備を接種会場ですることも今まではなく、特別なワクチンである。
コロナに罹患した人の後遺症は問題になるが、ワクチンを打った後調子が悪い人については殆ど調べられていない。
今までのワクチンと違い、ウイルスそのものをいれるのではなく、異物であるタンパク質をいれるため、長期的に何が起きるかわからない状態である。こういうことに対して遺伝学者など専門家が発言していないのも気に掛かる。
【副反応疑い後の手続きについて】
予防接種では被害があがってくるまでが大変である。
まず、打った医者にいく。それは大変であると医者が対応してくれたら、それを市に出す。
医師会に検討委員会があり、そこで副作用の可能性があるか検討。
可能性があれば、今度は都にあげて都の審査。そこをくぐりぬけて国の検討委員会にいくと、
因果関係がないといわれてしまうことが多いのが実情である。
副反応をみてくれるところは、東京では北里研究所など数少ない。
殆どの医者は分からない。
(山田先生は相談に応じられているようです。)
コロナワクチンを打ったことで亡くなったとなると、健康被害救済制度で約4000万円給付されるが、認定にあたって基準がある訳ではない。
【因果関係の証明について】
一般的に、病気について、ある特定の原因であると100%因果関係を証明することはもともと殆ど不可能。ワクチンだけではなく、例えば、福島の甲状腺がんや香害なども同じであるが、ワクチンの証明は特に難しい。
【自己免疫疾患や子宮頸がんワクチンについて】
子宮頸がんワクチンの被害状況は、自己免疫疾患といっていい状態であると思われる。
これはあらゆる病気のなかで世界的に一番多くなっており、ワクチンが原因ではないかと自己免疫についての学者が警告をしている。
ワクチンは異物を身体にいれる。それに対する身体の反応の仕方はまだよくわかっていない。うまく抗体をつくるだけではなく、抗体が自分を攻撃する可能性が、ワクチンに共通してある。
今回のワクチンについても、もともと自己免疫的な疾患をもつひとが打ったとき、病気が悪化するかといわれているものの、結論は出ていない。
ワクチンはもともと異物に対する反応で抗体をつくる。ワクチンの効果を強めるためアジュバント(水銀)など使われるが、子宮頸がんワクチンについていえば、アジュバントに対する反応が強いのではないかという人もいる。
日本では割合ワクチンに対する市民運動が強かったので、ワクチン製薬会社が様々な改良しており、なるべくアジュバントを使わないワクチンを作るようにしている。
古典的なウイルスの一部などを使おうとしているので間に合わず、外国の会社に対応できない。
なお、子宮頸がんワクチンについていうと、はじめて外国からはいったワクチンであったが、責任が外国の会社にある。国内で問題にしても会社に届いていかず、ワクチンの中身に対して文句をつけられないなど様々な問題がある。
また、今回新型コロナワクチンについても外国のデータだけ使い導入している。
※「子宮頸がんワクチン問題」という書籍が出版されており、世界中の被害状況が報告されているようです。
子宮頸がんワクチン問題 | みすず書房 (msz.co.jp)