2023年3月一般質問 1-1 障がい者福祉について

3月議会の一般質問の動画が、市のHPから配信されました。
昭島市議会 議会中継 – 発言内容 (discussvision.net)

今回は、①自分らしく生きるための施策(障がい者福祉の充実、子どもの人権救済のための子どもオンブズパーソン設置)
②昭島の地下水を安心して飲み続けるためのPFAS実態把握
③昭島駅北口物流センター開発計画の大綱3問
をとりあげました。

1回目質問の答弁→11分30秒ごろ~
一問一答の再質問→30分20秒ごろ~です。

質問項目ごとに分けて報告いたします。

大綱1 自分らしく生きるための施策について
人は誰もが安全に安心して毎日を過ごしながら、それぞれの生涯において最大限の幸福を追求すべき存在です。
政治から意識の変革、社会福祉・社会保障の充実を促すことで、誰にとっても優しく生きやすい豊かな社会にする必要がありますが、
今回は、障がい者と子どもの視点から質問をしました。

(1)障がい者福祉について
◆障がい者の高齢化が進み、8050当事者からは「市内の社会資源で事足りず、市外施設を利用せざるを得ない」との声もあります。

市の最上位計画である総合基本計画では「障害のある方の自己決定が尊重され、安心して暮らすことができるよう、相談支援体制の充実や地域生活支援体制を整備」と掲げられており、
・ワンストップ型で24時間総合相談ができる基幹相談支援センター
・障害者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、緊急時の受け入れ・対応までする地域生活支援拠点
の2施設の整備計画を確認。

あわせて、地域生活支援拠点のなかの機能にも含まれ、昭島市障害者プランでも一部課題として挙げられている
市内の短期入所施設グループホームの更なる充足と、
在宅での緊急一時保護事業の取り組みを求めました。

在宅での緊急一時保護については検討をしていくとのことで、今後の取り組みを注視します。

また、いずれの推進にあたっても欠かせないのが、地域福祉の主な担い手との連携であることを確認しました。

医療的ケア児の支援について、職員がコーディネーター資格を取得しましたが、
1日も早く支援にあたる体制を整え、就学やその先まで視野にいれた切れ目のない支援体制の整備を求めました。

虐待事例の報道があとを絶ちません。
市では、一定の対策をとっていますが、研修において重症者児の事例の共有が足りず市でもサポートできることがあるか検討をすること、
また、差別解消協議会と連携をし、社会に向けた周知をさらに拡げることを求めました。