立川市での子ども参加の取り組み:「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」
立川市の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」を傍聴しました。
市の夢育て・たちかわ子ども21プランを基に6年前からスタート。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodatesuishin/kosodate/kosodate/21plan/4jiplan.html?fbclid=IwAR1OgZZGftnoBOo7DOMVEFqXyukJLZvcIX1zEnCE9XmxHc3RhG1Q8e4pgjs
立川の子どもたちが夢を形にする取組みを資金面で応援する市民団体「ウドラ夢たち基金」を資金源とするそうです。
市内18歳以下の子どもたちがみなのためになる取組み内容と予算を提案。
提案後1年以内に実行し、次年度結果報告をする流れです。
令和4年度の提案報告2件、堂々としておりとても素晴らしかった!
(昨年までの提案・実施内容は以下の通り。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodatesuishin/kosodate/kosodate/21plan/kodomotootonanohanasiai3.html?fbclid=IwAR24gFdCtV5ynDsI76aX3kC-uSk-hk0XrnmDMlaRYOvt7Nhcn8Kt351IS8U )
今年は、昨年より応募が多かったそうで、
絞り込まれた4つの提案が発表されていました。
◆高校生:ジェンダーをより身近なものにするために~考えてみようジェンダー平等~
◆高校生:ポイ捨て防止・低減と地域交流
◆中学生:SDGsに貢献!規格外野菜や郷土食材を使って料理動画を撮ろう!
◆小学生:ホタルを飛ばそう
発表時間は5分。
どの提案もどうすれば自分たちの手で
持続可能で元気なまちをつくれるか一生懸命考えて発表のぞんだことが伝わってきました。素晴らしい!
その後15分が大人との話し合いですが
大人も真剣。
行政の担当部課と繋がりサポートを求めること、
学校や地域の大人を巻き込むこと、
メインテーマや想いを関係者で共有しぶらさないこと、
対象期間が終わっても継続可能な仕組みにすること、
経費の使い方や取組み後の備品の扱いなど
様々な質問やアドバイスがでていました。
結果として、4案件全て採択!
話し合いを経て、
よりブラッシュアップされるだろう提案・実施を通じ
子どもたちが周囲と関係性をつくりながら
いち市民としてぐんと成長するであろうことは確実。
来年の成長した姿での報告が今から楽しみになります。
主権者教育にも、地域の活力向上にも繋がりますね。
子どもたちの持つ力と
子どもたちのまちをよくしようとする考えに寄り添い、どうしたら実現できるかバックアップする大人の存在の
双方にひたすら感動しての傍聴。
子どもたちがこんなチャレンジをできる機会があることは幸せです。
子どもの権利の実践の意味でも、
昭島市でも子どもたちの提案の実現を後押しできる仕組みがあるといいと心底思いました。