生活クラブ生協の企画:谷口たかひさ氏お話会に参加しました
先月、生活クラブ生協の企画で谷口たかひささんの講演会に参加。
世界の地球沸騰化やごみ廃棄の現状について数々の写真や動画で分かりやすく伝えてくださいました。
ものすごい情報量でしたが、いずれも文字や言葉だけではなく映像も駆使されており分かりやすい内容。
ここまできているのかという切迫感を持ちました。
対岸の火事と他人事のように捉え野放しにしていると、
最終的には資源の奪い合いなど生じ、失うものは自然だけではなく平和。
こうした状況に対し、谷口さんが住んでいたドイツでは
メディアでの気候変動の情報量が多く、選挙でも争点になる。
(日本ではメディアの自由度に国連から指摘を受けるような問題もあり知らない人が多いことは、逆にいうとまだ伸びしろがあるという意味で希望でもある。)
子どもからデモを組織したり様々な意思表示をしていることも大きな違いですが、
その背景にあるのは、日本では子ども時代から義務を教えられ権利を教えられないが、ドイツやヨーロッパ各国では集団生活先や家庭で子ども時代から権利をしっかり教えていること。
そしてその背景にはそもそも何が幸福か考え、そこから逆算した教育現場があるためです。
結果自己肯定感が高く、幸福度も高い。
今ある状況に対し、政治が悪い、メディアが悪い、企業が悪いと周りのせいにすることは楽ですが、
その背景には多くの民意がある。
まだ時間が残されているうちに、一人ひとりが当事者意識をもってできることをという内容でした。
2021年国連での谷口さんのスピーチに、講演会のエッセンスが凝縮されています。
ご関心ある方は視聴ください。
谷口さんには、貴重なおはなしをどうもありがとうございました。
また、生活クラブからは、脱原発、脱炭素と再生可能エネルギーへのエネルギー転換の加速を求める署名の案内もありました。
署名も意思表示の手段のひとつ。
以下からオンライン署名も可能です。
https://seikatsuclub.coop/activity/eco/energy-shomei.html