NPO法人青梅こども未来への視察

市内保護者の方々とNPO法人青梅こども未来を視察させて頂きました。

NPO法人青梅こども未来



特に子ども第三の居場所「みらくる」についておはなしを伺いました。

子ども第三の居場所・みらくる

青梅こども未来さんは、青梅市の子育て支援の老舗です。
20周年を迎えた2022年、ご関係者が子育て当事者でなくなっても
子どもから高齢者まで一緒になってコミュニティをつくりあげていく、
「この街で子育てしたい!ずっと暮らしたいと思える街づくり」というミッションに
当初のミッションから関係者皆さんで考えなおされたとのこと。

これまでのご活動のなかでも、
節目節目に立ち戻っていたというミッションも新たに、
子育てを応援するシニア世代が輝くおとなのための活動も応援なさっています。

現在は、54名のスタッフの方々が関わり、39の事業を実施中。
ご関係者がお持ちのスキルを細かに自主事業にしていったりするなかのひとつに、約10人で展開する「みらくる」の事業もありました。

「みらくる」事業は、現在は日本財団の助成金を受けていますが、3年間の事業のためその後の自立が課題。
自治体によっては、第3の居場所を教育委員会が展開するケースもあるようですが、
青梅においてはどのような運営が可能か
利用状況を数字でも把握しながら今後の展開も考えていかれるようです。

一方で、東部にも拠点が欲しいなど新たな利用ニーズがすでにあるとのこと。

居場所にきたお子さん方は
どう過ごしたいか自分で決めながら
適宜スタッフの方々と交流していました。

視察時間と重なった40分ほどの間でも、
同じお子さんが学習スペースで学習したり、
一人で過ごしたり、
お友達と交流したりと
満たされた表情で思い思いに過ごされており、
ニーズが各所であってしかりと実感。

 

「子どもが安心できる場」、「地域での子育て」のひとつのあり方をみせて頂いた青梅こども未来さんにはどうもありがとうございました。