新学校給食共同調理場の内覧会へ

3月に、4月12日~小学校8校(東、共成、玉川、中神、光華、成隣、拝島第一、拝島第三)に給食を提供する新学校給食共同調理場の内覧会へ。

2階建てですが、昨日は2階部分の見学ができました。
調理設備もある食育研修室にておはなしを伺いました。

◆これまでご飯は外注でしたが、連続自動炊飯機が設置されます。

◆共同調理場では、これまでトレー食器でしたが、
正しい姿勢での食事になるよう、
4月から自校式のように個別食器になります。

◆食物アレルギー対応については、
○給食専用調理室が整備され、
令和6年度から専任栄養士を配置、
市内全小中学校19校分の食物アレルギー対応給食を調理し提供されます。
○コンタミネーションについては、小麦や汚染物質等混入しないよう
ダクトの動線をとっています。
○最大100食/日の対応ができます。
○お弁当箱(汁物もスープジャーにいれてあり)を巾着に包んだ形で提供されます。

○アレルギー品目はそれぞれですが、現状では、80-90名の児童生徒が対象。
お弁当持参は、小学生11名、中学生なし。
今回、アレルギー対象品目数が4品目から5品目に増えます。
この間、マニュアル改定も2月頃までしつつ対応をはかっていたとのこと。

◆災害拠点として整備しましたが、
○災害時に炊き出しできるよう、自家発電機を屋上に設置(そのため、太陽光パネル等は設置できず)。
○受水槽も置きますが、受水槽内は常時循環しています(災害時には弁をとめて中にためる)。

○プロパンガスを都市ガス(同等熱量)に調整する、PAジェネレーターを導入しました。

○おにぎり成型機も設置。
1時間1,800個つくれます。
今後機器点検も兼ね、避難訓練等での活用ができるか検討されます。

今回の整備を機に、よりよくなった昭島市の学校給食の状況。
食育や災害の拠点にもなります。

ここにいたるまでご尽力下さった職員ご関係者にはどうもありがとうございました。

市民向けの試食等は今後開始時期を検討していくようです。
市民の方々とも、実際に給食を食べながら
昭島の学校給食の取り組みを共有できる日が待ち遠しいです。