2024年厚生文教委員会視察3日目:鹿児島県出水市屋根付き市民ふれあい広場

視察最終日は、出水市へ。

市の活性化や市民の健康増進を図るため
雨天時でも利用できるよう屋根付き市民ふれあい広場が昨年9月にオープン。

予約してスポーツやイベント利用するフットサルコートと
予約なしで使えるフリースペースがありました。

フリースペース及び予約が入っていない場合のフットサルコートでは
ゴムボール等利用して行うキャッチボールなどは可。
屋根付き広場外に拡がる芝生広場に飛ばないようネットもかけられるとのこと。

ネットを活用してのゾーニングもあるのだと納得。

◆冬については強風対策のニーズがあり、
その他、駐車場が行事が重なると不足する点、
イベント利用した際の音への苦情が課題とのこと。
まだオープンして1年たっておらず夏の課題はこれからみえてくるとのことですが、
ミストが各柱に備え付けられていました。
しかし、いずれにしても、天候に左右されず活用できる屋根付きは市民にとって重要ではないでしょうか。

◆実際に現場をみせて頂くと、
野外ステージや防災あずまやは既存のインフラが再活用されており
活かせるものは活かしながらよりよい施設をつくりあげていることが分かりました。
防災関連では、あずまや以外に防災遊具、かまどベンチ、マンホールトイレ、
収納ベンチなどの防災インフラも設置されており、
例えば収納ベンチを開くとなかに分かりやすい利用法とともに防災インフラが格納されていました。
市民が集い健康増進を図るためのインフラについて学ばせて頂きました。

今回厚生文教委員会では、鹿児島県3箇所で視察をしましたが、
昭島市でどのように見聞を活かせるか考えてまいります。