2024年12月厚生文教委員会・協議会:子ども家庭センター条例、パブリックコメント3種、いじめ・不登校・暴力行為の状況他

12月の厚生文教委員会・協議会の報告をします。
議題は画像の通り。


以下議案について、質問含め報告します。

◆子ども家庭センター条例

子ども家庭センター設立に係る条例が制定されます。

子ども家庭センターでは
母子保健と児童福祉の連携・協働の深化にとどまらず
新たに、支援対象となる妊産婦・子ども等とのパートナーシップを土台としたサポートプランの作成とそれに基づく支援や
地域の支援団体や関係機関との協力関係の構築、新たな地域資源の開拓など幅広い業務が求められます。

今回は特に国が文書で示す、NPO等民間団体の把握やサービス開拓、地域のニーズ把握、情報の一元化、マッチングなどの
役割を担う地域資源開拓のコーディネーター配置が必要と質問しました。

業務を推進するなかで必要になれば検討とのことですが、
母子保健と児童福祉に限らず様々な分野で多職種連携が求められる状況であり、
行政がコーディネート機能を担うのは重要です。

◆パブリックコメント3種
○自殺対策計画(素案)
○子ども・子育て支援事業計画(素案)
○特別支援教育推進計画(素案)
のパブリックコメントを1月17日(金)まで募集しています。

詳細は以下URLをご参照の上、ぜひ貴重な市民意見をお寄せください。
https://www.city.akishima.lg.jp/li/060/130/010/010/

◆令和5年度昭島市立学校におけるいじめ、不登校、暴力行為の状況について
認知されやすくなった背景はあるようですが、いじめ、不登校、暴力行為等の件数が軒並みあがっています。

とくに不登校については、
○一般的に校内外で専門的な相談・指導を受けていない児童生徒が一定数いるとされるなかで
特別支援教育機関や専門家、校外機関など横の連携を強化しながらアクセスできない児童生徒をなくしている状況か
○スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる初期のアセスメントを実施できているか
質問。

1件1件の数字の裏に計り知れない当事者の苦悩があって何らおかしくなく、
件数増加に伴い個別対応をする学校や専門職のマンパワーが足りているのかも質問しました。

対応できているという答弁でしたが、引き続き注視してまいります。