映画「夢みる小学校」を鑑賞しました
昨日は、子どもの小学校のPTA・地区委員会共催行事に参加し、
文科省選定映画「夢みる小学校」を鑑賞しました。
https://www.dreaming-school.com/
2回上映で、
午後の部は、学校の先生方も鑑賞なさっており
くじら児童合唱団の歌のプレゼントつき。
夕方の部は、鑑賞者は少なかったですが、会場の体育館の椅子を減らして
後方では子どもたちが遊んだり
体操マットに寝転んだり
思い思いに過ごす様子で微笑ましかったです。
作中では
きのくに子どもの村学園、公立の伊那小学校・桜ヶ丘中学校の3校が取り上げられていましたが、
いずれもこれからの学びのあり方の模索や
子どもの権利の学びの場での実践について考えさせられ、
何より子どもと大人の関わり方に感動しました。
◆自らが関わりたいプログラムを決め、教科ごとに切れる学びではなく
教科横断的に探求をすることで、どれだけ深い学びが得られるのか
◆子どもに自己責任を負わせるのではなく、責任を大人が担保することで
子どもは様々なことにチャレンジできるようになり、いかに主体性を育めるのか
◆生徒総会などで決められたこと、
生徒がしたいことを
学校が尊重し大切にすることで子どもたちがいかにいきいきとするのか
等、映像を通じて理解することができました。
画一であれと押し付けられず、
安心して意見を表明し、また聞いてもらえる環境にいる
子どもたちの能力のなんて高いこと!
映画にでていた、通知表がない、定期テストがない、ということがインパクトあり
クローズアップされがちですが、
子どもたちの育ちを日々いかに健やかに保つかを施行錯誤したり
子どもの声を聞き尊重した結果が
そうしたインパクトある選択になっていることが
よく分かりました。
大人の意識が変わることが、まず必要とされる最初の一歩ですが、
どうした心持ちでいることで子どもも大人もより幸せになれるのか、
映像を通じて分かりやすく訴えかけてくれる作品でした。
学校でこうした作品を観れたことに感謝です!
※同作は、経済産業省の「未来の教室」の取組みのなかでも取り上げられ
映画監督や出演者の一部が対談なさっています。
ご関心ある方は視聴ください。