昭島市令和6年度不登校・特別支援教育の発達に関する講演会
今月は、添付チラシの通り、
教育委員会による講演会が2回ありました。
議員としてだけではなく、
親として、また地域の大人としてぜひ知りたい内容。
初回はPTAと重なり参加できずでしたが、
「関わりの難しさをもつ子どもの理解ー私たちにできることを考える」という講演回には
参加できました。
大人からすると「困った」と感じる行動でも
背景には希望・欲求があり
それをかなえる方法が誤っている、
方法を学んでいない、
方法のバリエーションが少ないことが衝突の原因。
希望を理解するなかで「寄り添い」と、
希望を叶えるための対処法を教えることで「指導・教育」を両立できるとのこと。
支援にあたっての長期目標を
○他者信頼感の低下を防ぐ
○自己肯定感/効力感の低下を防ぐ
中期目標は
○自分で自分を操縦できる感覚を高める
短期目標は
○調子が乗らないときに回りに迷惑をかけないように対処する
○大人と決めたルールのなかで対処する
○担任や保護者と決めた課題を達成し。自己承認や担任・保護者から認められる経験をする
とした場合、
それぞれ具体的にどのように目標達成すれば良いかも具体的におはなしくださいました。
その後の質疑応答を通じて、
子どもに寄り添いながら解決策を考える道筋がさらにクリアになりました。
今回伺った内容は、
支援者が取得すべきスキルにとどまらず
「子どもたちがよりよく生きる」ため
さらには大人対大人の関係構築においても誰もに必要なスキルのひとつと捉えました。
教育委員会には、
現場で支援に当たられる先生がたのご経験やお考えを地元で共有いただく
非常に貴重な場のセッティングにいつも感謝いたします。
定期的にインプットすることの重要性を実感。