2025年4月25日②夜の部:GLP昭島プロジェクト造成工事施工計画に関する説明会
昨日はGLP昭島プロジェクト造成工事の説明会があり、午後・夜と参加。
午後の質疑については、以下URLに書き出しました。
https://hayashimaiko.seikatsusha.me/blog/2025/04/26/4854/
夜の質疑についても、書き取りしきれなかった部分がありますが、
以下、自分の備忘も兼ね書き出します。
昭島市民には思い入れある、広大な土地での計画であり、
安全安心確保や、さらに視野をひろげて持続可能な地域社会・地球環境を考えた際に
まだ課題は山積していることを
私自身どの市民意見からも再認識させられました。
事業者にはそこに住まう方々への敬意は常にもち、
真摯に向き合って頂きたい。
●つつじが丘団地在住。造成工事説明は納得がいかない。話し合い最中に説明されるのはどういうことか。
①住民との説明会をもっとつめてからするべき。
②データセンターによる環境影響についてどのように対応するのか計画をだしてほしい。
→①話し合いと並行し、工事説明が必要と考えた。
②データセンターは大きな電力を使う。しかし、CO2はデータセンターではなく、大量の電気を使う場合、日本では火力が多いためそこから発生とされる。この場で発生するのではない。クリーン電力に変えていき、データセンターそのものの効率をあげることなど引き続き検討。
●朝日町在住。周知徹底しっかりしてほしいとの意見。(質問メモしきれず、回答のみ)
→①工事の段階では仮囲いのなかで道路建設。接続部工事する際には仮がこいを外す。新設道路は市に移管して市道認定を受ける。開通は2026年6月よりあとになると思うが、決まっていない。
②建築工事について、11棟一挙につくるのではない。テナントも徐々に入ってくるため、オープン即車がくることはない。極力影響が少なくなるよう検討。
●昭和町在住。森林豊かで生き物が多い計画地だが、工事がはじまりすみかを奪われ生き物が流出しないか。過去類似の工事で、動物害対策は。
→工事計画にあたり、保全する北の森含めて動植物調査をした。北の森から玉川上水、公園を緑で繋げる。今とは変わるが、全体的な繋がりは配慮する。類似事例は分からないが、北の森にアニマルパスはつくり、玉川上水生態系の軸にすることが逆に流出に繋がる可能性もあるのか。今の生態系は極力守る。
●つつじが丘在住。現在GLPと意見交換中。GLPに出された意見のなかでは、「計画を見直し、交通量を減らす」というものがあったが、なぜ現状の計画前提で説明会をするのか納得がいかない。何をいわれても見直す気はないということなのか。あまりにも不誠実。
→意見交換や説明会は何度かしたが、みなに内容が伝わっていない。「こういうことだ」と説明をし、分かってもらい不安を払拭してもらえるのではないかという期待もあり実施している。計画見直しや、アセス不充分との意見について、継続して対応できるものはしているが、できないものはできない。また、今回は、建築というより造成のはなし。建築の工事する前にちゃんと答えると認識している。交通については規模縮小できない。その結果、台数削減はできない。
●美堀町在住。子どもの安全確保、フォレスト・イン昭和館維持、動物流出、交通量など意見がでているが、これは紛争ではないのか。昭島からでていってほしい。
●昭和町在住。説明会のお知らせが12日に配布され、都合のあう人しかこれない。自治会と協議というが、こちらも知っている人しかいけない。発言内容を議事録にしてHPで公開してほしい。また、自治会、市民団体、PTAなどとの協議が続くなかでなぜ造成工事をするのか。
フォレスト・イン昭和館も成人式・結婚式などおこなわれていた場所であり、解体が信じられない。
説明については、「交通断面図」など素人にはわからない特殊な言語ではなく、わかりやすく説明してほしい。
大型車が通ると隙間がなく自転車走行が危ないが、安全確保は。人の命はかえってこない。
造成工事で4t以上の車両が通行するのに道路への手入れがそのあとだが、順序がおかしい。
→HP上での記録掲載は計画中。
昭和館存続については、22年2月の説明時から意見があるが、運営はGLPではない。閉鎖も昭和館が決めた。
断面交通量については、点をうつ道路を断面的にきった際に、上や下を通る車の合計。すなわち、例えば交通量10台は、地点で上か下かはあるが10台通るという意味。各交差点の部分の交通量ひとつひとつチェックしたが、警察から今の工事ではそこまでは必要ないであろうとのこと。
右折レーンを基本的に伸ばす。GLPの敷地でセットバックできるところはセットバックする。
●中神町在住。
①他のGLPの倉庫に勤務しているが、待機トラックが日々増えている状況を目の当たりにする。テナントがはいっても、道路上で待機しないようできないか。
②フォレスト・イン昭和館の建物はそのままで活用できないか。
→①車の出入りは新設道路からとなる。待機場については、23年11月に触れたが、トラック出入り時間をみるとまちまちなものの平均2時間となる。ピーク時に入る車の2倍以上のバースを設ける。
→②建物の一部が使えないか検討したが、建物もだいぶ痛んでいた。
●上川原町在住。IT勤務経験あるが、データセンターの数と高さをみると大規模。
①排熱の環境影響は。
②流山で計画が頓挫したが、建物高さ28メートルが理由であったとのこと。昭島では35メートルだが見解は。
→①室外機から熱がでていく。アセスに排熱の項目はないが、アセスの説明会で周辺に大きな変化はないとのシミュレーションを示した。卓越風が南南東から流れてくるが、上空にあがり拡散するから大きな影響はでない。
②住民との話し合いというより、テナントがみつけられず、事業的な観点から撤退したと聞いている。今回は設計をすすめるなかで若干小さくし、計画・配置含めて検討した。
●宮沢町在住。資料が分かりにくい。住民理解を得たいというが、理解できる内容ではなく、これでやろうという判断がお粗末。分かりやすい資料と説明でないと説明の度に反感を買う。
断面交通については、朝7時交通ピークだが、登校時間帯の交通量を減らすべき。「なるべく登校時間帯を避け、登校時間帯前後に入場」と書かれているが、子どもは何時から登校しているか分かるか。美堀町では7時30分から登校している。また、「なるべく」というあいまいな表現はよくない。
また、つつじ小の学区の住民だが、ハイツ中心の自治会員は主要な交差点にたち見守るも、高齢で人手不足。保護者も見守りをするがぎりぎりの状態。交通量が増えて危険が増すにあたり、どうカバーをするのか。毎朝見守りをしてくれるのか。マイナスの対策が具体的でないが、どう考えているのか。
→市内学校に説明をしたり、通学時間帯・各校の通学状況を確認している。各校ごとピークが少し違うことも把握している。明確にはいいづらいが、登校時間は7:40~8:20だろうと考えている。
→(株式会社奥村組)7:30~8:20が通学多いが、7:45~8:15が8割。工事車両は7:30前にはいるよう指導。
・管理ではなく指導なのか。
→ゲートを7:45にはしめていれさせない。8:30までは待機ではなく周回させる。コンビニ待機もあるかもしれない。
●朝日町在住。断面の9時台、93%、53台という表現は、何に対しての93%か。また、これにより渋滞するのかしないのか。
→%は最大の台数。93%というと、53台の93%。のべ台数57台であり、53台割る57台の100分率で93%。
渋滞時間は1時間あたりの台数。1時間あたり53台だが、1分1台のレベルで渋滞は発生しない。