2026年6月一般質問②子どもたちが生きる力を育む学校給食について
昭島市のHP上で、先日の一般質問の動画配信が始まりました(任期中は視聴いただけます)。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/akishima/WebView/rd/speech.html?council_id=58&schedule_id=3&playlist_id=1&speaker_id=29&target_year=2026

(※1回目の質問と答弁は以下に書き出しています。
https://akishima.seikatsusha.me/blog/2026/07/15/2649/
再質問は動画、あるいは、次の議会の頃に会議録からご確認いただけます。)
食育基本法は、その冒頭で、子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには
何よりも「食」が重要で、食育は生きる上での基本であり、知育、徳育及び体育の基礎と位置付けるとともに、
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目指すとしています。
保護者の方々からの「そもそもの喫食のありようも食育に繋がるのではないか」との趣旨のご意見や対話をきっかけに、
主には、喫食時間、お弁当の日、白衣の香りの3点につき児童生徒と保護者むけにアンケートを実施。
設問ごと総計が異なるものの、約42人の児童生徒、17人の保護者から回答いただいた結果、
・回答者42人のうち約4割の児童生徒が喫食時間に課題感を持つ
・お弁当の日の「めあてを知っているか」との設問に対し、約6割の児童生徒が意義を理解していない
・児童生徒・保護者双方から「白衣の香りがきつい」という声が寄せられた
ため、質問しました。
◆喫食時間の確保
フードロスを減らす観点からも重要です。
統一的な見直しは困難であっても、子ども当事者の喫食時間の受け止め方を把握し、ともに改善をはかるべきです。
子どもたちにとって最もいい状況を考えていくことは非常に大事であり、過去の給食のアンケート調査等実施の取り組みもふくめ、状況確認と改善策の意見をひきだす手法は検討していきたいとの答弁を得られました。
その際に、お弁当の日のめあてや化学物質過敏症についても周知すると非常に効果的ではとの質問に対しては、
様々な手法を検討しながら効果的な周知方法は検討し対応していきたいとの答弁でした。
◆香害や化学物質過敏症
市では、学校内でのポスター掲示による周知、年度当初の「給食だより」で強い香料を使った柔軟剤等の使用を控えるよう啓発などすでに実施していますが、
現状の周知でなお、白衣の香りが気になるとの声があります。
日本臨床環境医学会と室内環境学会による「「子どもの『香害』と環境過敏症状に関する全国調査の中間報告」が昨年公表されましたが、
香害による体調不良経験がある小中学生が10.1%に上り、自由記述では「給食着の柔軟剤臭」に苦しむ声などが多く、柔軟剤での洗濯により環境影響も生じます。
予防原則に基づき、今後も対策を着実にすすめる必要があります。
◆子どもが自分でつくる力・生きる力を学校で育む
国の第4次食育推進基本計画では「社会環境の変化や様々な生活様式等、食をめぐる状況の変化に伴い、
健全な食生活を送ることが難しい子供の存在にも配慮し、多様な関係機関・団体が連携・協働した施策を講じる」必要があるとしています。
給食主任、養護教諭、学校の栄養職員などから構成され各校に設置される「食育推進チーム」と市が、一層連携を深めながら食育推進に取り組むことを求めました。
子どもの最善の利益にそった学校給食という視点で、取り組みが更に充実するよう今後の動向を注視します。