いのちの話~小学校高学年向け 性(生)教育~

親子で学ぶ居場所、「暮らしまなびば」。

友人たちと、自分の子どもたちの居場所に親の学びの場を兼ねた企画ができればと始めた、市民活動です。

「暮らしまなびば」主催で、「いのちの話 Vol.2~小学校高学年向け 性(生)教育~」が終わりました。

夏に実施の幼児~低学年向けに続く内容で
産前産後ケアホームめぶき助産院の近藤智子さんが講師です。

(お写真は、左から講演の様子、講師の方が持ってきてくださった紹介書籍、講座にあたり提供した発酵ドライフルーツにりんごとレモンの発酵ジュース)

子どもたちとの対話形式で、分かりやすく進行頂きました。

かつてのお産のありかた、世界と日本の出産の状況比較から、
命が誕生すること、
限りある一度きりの大切な人生、大切に生きるとはどのようなことかへと話が移りました。

胎児の成長の様子を実物大の人形を見て触ったり、
胎児と自分たちの心拍数の違いを音で感じたり、
出産の様子の動画を見たり、
妊婦ジャケットを装着したりと、
お話を聞き頭で理解するのではなく、
眼でみて、聞いて、触って感じる場面もありました。

その後は、身体機能から科学的に捉えた性器や性交について、
性的マイノリティについてもはなしが及び、
これから子どもたちが社会のなかで豊かに生きぬく上で
親として知っていてほしいことをご講演頂けました。

妊娠時期から産後ケアまで、様々な方をサポートする
現場にいらっしゃる助産師さんだからこそして頂けたおはなしです。
近藤さんにもご参加くださった皆さんにも、大切なテーマについてともに考えるひとときを持って下さり
どうもありがとうございました!

今回、性(生)がテーマの場合、予想していた通り高学年の子どもたちが主体的に参加することが難しいことを目の当たりにしました。

しかし、自分のみでなく他者も大切にしつつ次世代へ命、他を引き継いでいくにあたり、親子でしっかり向き合いたいテーマです。小さい頃から生について考える場、あるいは、高学年以上向けには、まず親が性(生)について考えた上で子どもに伝える努力をしたり、本来は学校等で授けてほしい知識だと思えました。

学習指導要領 他の関係で、学校での即指導が難しい場合、まずは自分や自分の周囲から考える場づくりを実践したいです。

※最後にご案内です。
めぶき助産院さん主催で
2月17日に「乳幼児期から始めるいのちの話」が企画されています。
幼少時から家族で考えるきかっけとなるお講座です。
ご関心ある方はぜひ!

↓ 詳細は以下の通りです

https://m.facebook.com/events/267932983884318?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D&aref=3