令和元年度分 決算審査1日目(オンブズパーソン、ランリュック、子育て情報発信)

9月18日から決算審査が始まりました。
会派の人数ごとに質問時間が割り振られますが、私の所属するみらいネットワークの持ち時間は、篠原議員と2人で70分(同じ会派の青山議員は、監査委員であるため、決算では質問をできません)。
コロナ対策で、会議室への入室人数を抑えるため、今年の決算は款別(費目別)で都度、部課長入れ替わる形です。
1日目は議会費、総務費、民生費まで進みましたが、私は以下質問をしました。
●総合オンブズパーソン事業
子どもも利用できる制度だが、子どもが理解できる周知がなされおてず、申立書も明らかに大人向け。
すでにAKISHIMAキッズナーなど相談先のカード配布が子どもたちになされている。そちらや、市のHPの既存ページ「こどもそうだんまどぐち」に追記したりできないか質問。
あわせて、子ども向けのHP、フリーダイヤルやメールでの受付、子ども向けの通信など川崎市の子どもむけオンブズパーソンの取り組みを紹介。
●交通安全啓発事業
ランドセルの重さが子どもに与える負担や成長過程の身体に与える影響、経済的負担から、ランリュックも選択できるようすることが重要であると思うが、
以前篠原市議がランリュック活用につき一般質問した際の学校教育の答弁は、「ランリュックにするとランドセルカバーがつけられない。」というもの。
ランドセルカバーで新1年がすぐ認識できる意義は充分理解しつつ、都市整備部としては、交通安全上必ず必要との認識なのか質問。
不審者にあったときランドセルが重くてすぐ逃げられないとの子どもの声から防犯上必要なのかも質問。
2学期再開時は、猛暑日のなか子どもがマスクをしながらの登下校が心配であるとの保護者の声が多く寄せられたが、熱中症対策からリュック登校可能とした自治体もあった。様々な観点から、柔軟にランリュックを検討して頂くよう求めた。
●子育て情報の発信
現在の市の子育て情報の発信方法を確認。
LINEを活用し、コロナ自粛中には週2回の動画配信など非常にきめ細やかに情報を届けるあきる野市、
メールを活用し、地域イベント、保育園給食の献立を発信したり、HP上でイベントカレンダーを発信する町田市などの取り組み例を紹介。
市のできる大きな子育て支援策のひとつは情報発信であり、孤立化しやすい社会状況のなか、特にコロナ禍でもあるところ、様々な情報ツールを活用しタイムリーに発信してもらいたい旨意見。
あわせて、様々な市民ニーズにこたえる形で市民が子育て支援の企画をしているところ、せめてぱれっとやあいぽっくなど親子が集まる施設には無料有料、開催場所の別に関係なくチラシをおけないのか確認。市民活動への大きな後押しにもなる。
篠原議員は、市税、生活困窮、ぱれっと・なしのき保育園など委託事業の質の担保や移動児童センターにつき質問なさいました。

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