市民フォーラム2024「誰もが地域で当たり前に生きる地域共生社会を目指して」に参加しました
昭島市障害者(児)福祉ネットワーク・あきしま地域福祉ネットワーク主催の市民フォーラムに参加しました。
基調講演は日本福祉大学の綿祐二先生。
6人家族でご自身以外は障がいがあり、
生まれたときから障がいが当たり前。
20歳での60人規模の居住施設たちあげに始まり、
40年後の現在にいたるまで約70施設をたちあげたられ今にいたるそうですが
施設建設は反対運動との戦いの歴史であったとのこと。
地域には様々な価値観の方がいらしゃり、どれが正解ということもないなかで
今回の講演会テーマの「地域共生社会」を「当たり前」につくりあげることの難しさを実体験から語ってくださいました。
一人ひとりの困りごとも違い、
地域共生社会をつくりあげる上で重要なのは、
何に困っているかの相互理解と譲り合いの繰り返し。
この相互理解もそもそも容易なことではなく、
小さいうちから当たり前に多様な人に接せられる機会が必要。
また、コロナ禍を経て、福祉ではインフォーマルな繋がりやICTの活用が必要であることを実感。
これからの経験から、現在、渋谷区や江東区のプロジェクトに関わり、次世代型福祉の創造にチャレンジなさっているそうです。
机上の空論ではなく、現場に関わる方が述べる「地域共生社会」は
具体的で、説得力がありました。
昭島という地では何ができるのか、考えていきます。
基調講演のあとは、ダンスチーム「Bull-sp~ぶるすぷ~」による
手話ダンスとチェアダンスの公演がありました。
参加型で、座席でも手足を動かし踊れ、楽しませて頂きました。
主催の皆様には、貴重な見聞の機会をくださり
どうもありがとうございました。